5月に“自然気胸”という肺の病気で8日間ほど入院した夫。ネットで調べた情報では、「自然気胸の人には飛行機はタブー」と書かれているものが結構あった。6月の北海道旅行は飛行機だったので心配だったが、本人が「大丈夫だよ。」というのでそのまま断行した。
旅行から帰って、自宅の庭が草茫々で荒れ放題なのを見て、居ても立ってもいられなくなった夫は、鎌を右手に草刈作業に没頭したらしい。私は仕事に行っていて留守だった。
仕事から帰ると、「何か・・・変な感じなんだよな。肺の所に違和感があって・・・・。また気胸になったかも。」と夫。「まあ、大丈夫だろう。何とかなるよ。」と、単身赴任先に帰って行った。
先週の金曜日の夜。
「もう限界だ。」と言ってきた。やはり気胸の症状が出てきた。歩いてると胸に痛みが走る。前回ほどひどくはないらしいが。取り敢えず、入院の準備をして病院に行くように勧めた。肺がパンクしたようになってしぼんでしまう病気なので、下手をすると命に関わるが、癌のように悪性のものではないので、きちんとした手当てをすれば怖くはない病気なのだ。
土曜日の朝。「なんか今日は体調がいいから、大丈夫かも。」
土曜日の夜。「やっぱり、外出して歩いたら痛みが出てきた。明日、病院に行くわ。」
日曜日、病院へ行ったものの、休日の入院はよほど緊急でない限り難しいようで、「月曜日にまた来てください。」と帰された。
月曜日、自分で入院の準備をして病院へ。
5月、6月と私用で仕事を休ませてもらった私は、さすがに今回は行ってあげられない。ごめんね、夫。
さっそく、胸腔ドレナージ。前回よりは軽いようで、短期間の治療で退院出来そう、とのこと。それにしても、たびたびの再発というのは、仕事にも差し支えるし、何より体にも負担だ。どうにかならないものか?と医師に聞いてみたところ、
「以前、手術したところが癒着しているので、内視鏡の手術は出来ませんね。癒着してるのもあって、いい具合にこれ以上しぼまないようになってるのかも。あと最後の手段としては、わざと炎症を起こさせて癒着させて、穴をふさぐ様にするくらいかな。」
と言われたのだそうだ。
内視鏡を入れた手術はもう出来ない?夫はショックを受けていた。
「今回はまず体を回復させて、根本的な治療については、退院してからゆっくりと情報を集めてみようよ。絶対にあきらめないで探してみよう!」と私。こんな時は、乳癌の経験から得た“心意気”が役に立つなあ。絶望的な状況になっても、絶対にあきらめない!希望を持ち続けたい!と、思うのだ。
自分は乳癌になってしまったけど、周りの人たちもいろいろな病気に罹り始めて、大変なのは自分だけじゃないな、と思う今日この頃。
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“断捨離”敢行中。とにかく、捨てる生活!
クローゼットや押入れにしまい込んでいたものを引っ張り出して、古い情報を徹底整理中。今日は、過去の手帳と年賀状、手紙などの整理。ものすごい量だった。
手帳は、ここ15年ほどは同じタイプのものを使っていたので、カバーをはずして背ラベルに○○年と貼り付けた。年賀状や手紙などは、残しておきたいもの以外は、かなりドライにばさばさ捨てた。よそん家のお子さんの写真、成長がわかってカワイイけど、自分が持ってても・・・と思う。結婚式の招待状やら席次表やら、子供たちの幼稚園のプリント、出席カード、小学校のPTA活動をしていた時のプリントまで、過去22年分の思い出がぎっしり。しかし、もう一度見ることはあるか?いや、ないな・・・と自問自答しつつ、捨てまくる。
どこまで捨ててどこまで残すか?は個人差がある問題だな。私は、カバーを取ってかさばらなくなった手帳は残すことにした。ゴミ袋にぎっしり詰まった紙のゴミ。これが重い〜。今までこんなに不必要なモノと暮らしていたんだな。
捨てる生活はまだまだ続く。