rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

父の検査入院

実家の父が前立腺癌の疑いで28日に検査のため一泊入院し、自宅に帰ってから電話をくれた。

生検では、麻酔をかけずに肛門から器具を入れて、12ヵ所から組織を取られたのだそうだ。「バチン、バチンとすごい音がする機械だったよ。」という話で、乳癌の組織生検を思い出した。

MRIで全身の検査もしたが、今のMRIってすごいな。15年前に椎間板ヘルニアの手術前にもやったけど、その頃より格段に機械の精度が上がってるな。」と父。今回は大学病院だから、医療機器も最新鋭のものなのかも。

前回と違う医師の触診もあり、「うーん、やはりちょっと硬いところがありますね。」と言われたとのこと。前回と同じだ。癌の疑いがある場合、医師が「硬い」と表現する場合は、ちょっと怪しい感じがする。私も「硬いね。」と言われていた。これは父には言わなかったけど。

「それで、検査結果が出るのはいつなの?」
「それがさぁ、12月19日に外来に来てくれと言われて。三週間も掛かるんだなぁ。病理の先生が診るのに時間が掛かるらしい。待ってる患者も多いらしいよ。」

大学病院は時間が掛かるのだ。私が手術入院した時も、同室に大学病院から移って来られた方がいた。2ヵ月待ちと言われて耐えられず、こちらの病院を紹介してもらったと話していた。

父の検査結果を聞きに行く時に私も同席しようと考えていたのだが、
「わざわざ来てもらわなくていいよ。○○子(従姉妹・大学病院の近くに自宅あり)に頼もうかとも思ったけど、あいつも仕事があるしな。いいよ、オレ1人で聞いてくるから。大丈夫だ。」
と、父の声は明るかった。私に似てる。いや、私が父に似たのか。

さて、困るのは手術の時期だ。
うちの次男の大学受験はこれからが本番。年明けたらすぐに大学入試センター試験だし。2月になればあちこちの大学を受験するので、センター入試直後が一番いいかな、などと考えていた。

「いや、もし手術と言われたら、3月以降にしてもらおうかと思っている。医者に聞いてみるよ。その位放っといたからって、すぐに死ぬようなもんでもないかと思うし。雪が多い時期は通うのも大変だしな。」と父。うちは秋田の田舎なので、通うのも大変なのだ。

というわけで、結果待ちの日々はまだまだ続く。父が元気なので助かっている。自分の病気とはまた違う意味で心配だ。