今日は病院へ行ってきた。
抗がん剤治療を始める前に循環器内科を受診するように、ということで受診したら、心電図検査の結果、見事に不整脈で引っ掛かってしまったのだ。
医者が「うーーーん。。。正常と異常のまさに狭間だな。」と、唸るくらい。それで、その日のうちに心臓のエコー検査、血液検査、そして24時間心電図モニターまで装着され、翌日には取り外しにまた病院へ。
この検査結果を聞くために、3月17日の予約をとって帰ったのだった。それがこの度の大震災で、それどころじゃなくなり。病院が通常診療を始められるまで、待つしかなかった。
外来は空いていたけど、10時すぎに受付をした私が診察を終えたのは12時半頃だった。「ごめんなさいね。今日は新患の方が多くて、お待たせしてしまったわ。」と看護師さん。今回の震災で他の医療機関から紹介されてきた新患が多かったようだ。通っていた病院が機能しなくなったり、他県からこちらにやって来たり。
車椅子のおじいちゃんに付添ってきた女性が、「石巻から来たんです。おじいちゃん、全部津波で持っていかれて。何もなくなったの。」と、看護師さんと話していた。私の後ろにいた年配の女性二人組みも、友人のナントカさんが無事だけど家は全部流されたらしいよ、みたいな話をしていた。1人は、ご主人の兄弟の所に夫婦2人で身を寄せていたけれど、お嫁さんにイヤミを言われて嫌になって家を出た、とか。いろいろあるんだなぁ・・・と思った。
さてさて診察の結果は。
「24時間モニターを着けてもらったら、全然異常はなくて大丈夫だね。心エコーの結果も、心臓の拍動もいいし問題ないよ。弁膜症とか心臓の病気もない。うん、大丈夫でしょう！化学療法はいつから始めるんだっけ？外科の先生の方にお手紙書いておくからね。」
とのこと。
嬉しい〜♪これで晴れて、抗がん剤へGO!これで喜ぶ人も珍しいな。思い切り、抗がん剤治療が受けられる！初期治療でがっちりやっつけたい。大分、気持ちが晴れ晴れしたわ♪
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明日から仕事も始まるし、いつもの生活が戻りつつあるようで嬉しい。ただ、我が家の場合、ガス復旧の28日に不在だったため、まだガスが使えない状態にある。個人で勝手に開栓してはいけないとのことで、ガス局に連絡して局員立会いのもとで開けるように、とのこと。
しかし、いくら電話しても全然つながらない。電話が大変混雑していてつながりにくい、というのはわかるが、なんとか連絡の方法はないものか。途方に暮れる。ずーーーーっと掛けてるのに全然ダメ。
市内中心部もガスが使えない所は結構あるようで、店を開けてなかったり、限定メニューやお弁当のみの販売だったり。今日、入ったお店では、鮭ランチかハンバーグランチのみ。ガスを使わないメニューを考えている様子。小学生の男の子が注文とったり、ランチを運んだりしていた。いろいろ工夫してみんなで頑張ってるな。
うちの庭のクロッカスも咲いていた。花に目をとめる余裕もなかった3月。気がつけばもうすぐ桜の季節だ。
