rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

まつ毛がごっそり抜ける問題

ここ一年ほどに3回くらい経験している【まつ毛がごっそり抜ける問題】。

今朝もメイク中にビューラーを使おうとして、「なんじゃこりゃ?」と不思議な黒い塊を発見。ひぇーっ、まつ毛じゃん!老眼が進行してるのか、昨日まで気がつかなかった。

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↑こんな感じで貼り付いていたのだ。

 

それでなくてもしょぼい長さのまつ毛なのに、さらにしょぼくなるという。。。

オペラのアイラッシュカーラー(マスカラ)を愛用している私。それがまつ毛の負担になっているのだろうか。

 

「おじいさんになると眉毛がどんどん長くなる問題」というのもあるらしい。「おばあさんになるとまつ毛がごっそり抜ける問題」も、誰か解説してほしい。

 

 

 

寒い部屋(家)を暖かくする工夫

居間のダイニングテーブルで出窓を背にして座ってる夫が、「寒い、寒い。」と訴える。

「この出窓のカーテンが良くないと思うんだよね。アーチ型のレースカーテンと、手前に薄手のカーテンが掛かってるだけだ。隙間風ピューピューだよ。ここをまずは暖かくしよう。」

 

夫の提案で二重のカーテンレールに替えて、カーテンも新しく購入した。「お、ねだん以上」のニトリ で。お手頃価格なのに遮熱断熱機能などいろいろ付いていた。

思えばこの家を新築してから19年。カーテンは替えずにそのまま使っていた。19年の間に機能的に進化していたのに気づかなかった。

 

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機能性重視のカーテンなのでちょっと硬くてゴワゴワしてる。スチームアイロンを当てても直らない。時間がたてば少し柔らかくなるらしい。帰宅してからニトリ のサイトを見たら、評価がイマイチで少し安くなっていた。でも、十分満足。

 

レースのカーテンも遮熱機能付き(冬暖かく、夏涼しい)で、これだけでも暖かい。日差しも入るので、日中はレースのカーテンをして。十分に暖まったらアーチ型の出窓カーテンにして。

 

さらに夫の提案は続く。

「階段を登って二階に行く所の明かりとり用の窓。あそこにカーテン掛かってないのがネックなんだ。あそこから冷気が入るんだよ。カーテンレールを取り付けてカーテンを掛けよう。それから、二階の部屋のドアをいつも開けっぱなしにしてるだろ?全部の部屋のドアを締めよう。大分違うと思うよ。」

 

明かり取り用の窓はスリガラスになっている。階段があってカーテンレールを取り付ける事が出来なくて、突っ張りポールを付けてカーテンを掛けようか、などといろいろ検討してみたものの断念したのだ。

 

こんな所にどうやってカーテンレールを取り付けるの?と思ったが、夫が「アンタは忍者か!」と思うような格好で苦労しながら取り付けてくれた。すごい。

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このカーテンは出窓に使っていたもの。薄手のカーテンだがあるとないでは大違いだ。

二階の部屋のドアをいつもガラガラと開けっぱなしにしていた私。いやはや、こんなに違うものだとは。家全体が暖かくなった。

 

夫は14年間単身赴任。一緒に暮らしていた次男も独立し、一人暮らしをしていた2年前はめちゃくちゃ寒かった。胆石の手術後、夜中のトイレ通いをしていた頃、こんな風に家の中が暖かかったら。もう少し楽に過ごせていたかも知れない。

 

年末年始、美味しいものをたくさん食べてお腹の調子が心配だったが、トイレの回数は増えたものの、下痢にはならず至って快調だった。

胆石の手術から2年半近く経ってるので、年数的なものもあるのかも知れないが、体調が安定してるのはありがたい!

 

まだまだ寒さが続くので、油断せずに暖かく過ごして行きたい。

 

おせち料理ときりたんぽ

29日に長男からLINEが来た。

「年末年始帰れなくてごめんね。31日におせち届くように頼んでおいたので、食べてね。」

まさか長男がそんな気遣いをしてくれるなんて!56年生きて来て、おせち料理のお取り寄せなんて初めての経験である。

 

幼少の頃、秋田の実家では、年越しのお祝い膳やお正月料理など、きっちり作ってはいたものの、重箱に詰めたりはしなかった。

結婚してからは、夫が「甘ったるい冷たい料理は苦手なんだ。おせち料理に興味はないから、適当でいいよ。」と言う人なので、それっぽい物を作ったのは新婚時代のみ。

 

冷凍の状態で届いて、半日かけて解凍した。とっても美味しくてびっくり!

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美しく詰められてるなぁ。感激だ。

晦日にはきりたんぽ鍋を作った。

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秋田生まれ秋田育ちの私にとって、なくてはならないきりたんぽ鍋。

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30日に帰って来る予定だった次男は、予定の時間が変更になり、結局31日の昼前に到着。人気アイドルタレント並の突撃弾丸ツアーになった。

私も29日、30日とパートで大忙しだったので、逆にそれで助かった感もあった。

短い滞在時間だったけど、紅白歌合戦を見ながら親子でいろんな話をした。

「忙しい中を帰って来てくれたから。まぁ、片道交通費だよ。」とお年玉を夫が渡していた。

 

東京に戻って一息着いた頃、次男からLINEが来た。

「美味しいものをたくさん食べていい正月を過ごせた。ありがとう。食べた分には足りないかも知れないけど、そのくらいのお金は出したいから。机の引き出しに少しだけ置いてきたから。取っておいてね。」

なんと。次男がそんな気遣いをするなんて!

 

ああ、そういえば。父が元気だった頃、実家でお正月を過ごして帰った時、私もそんな事をよくやっていたなぁ、と思い出した。

「美味しいものたくさんご馳走になったから。仏壇の引き出しに少しお金を入れておいたよ。」なんて電話をしていたっけ。次男は覚えていたのかも知れない。

 

日頃、すっかり放任で放し飼い状態の我が家。そんな親なのに長男も次男もええ子に育ったもんやわ。(なぜか関西弁)親バカ全開。(恥)

一人でしみじみ。心はぽかぽか。あったか〜いお正月だった。

 

 

 

夫婦二人だけの年末年始?

東京で働いている長男と次男に、たまにLINEで「元気にしてるー?」と声を掛ける。

長男はこの時期、大学受験直前合宿を企画していて多忙なので年末年始は帰って来ない。スタンプで簡単な返事を送って来た。それは了解済み。

 

次男は未読のまま三日ほど放置。もう!年末年始はどうするのよ、と気を揉んでいたら、夜になってLINEで「返信忘れてた、ごめん。31日夜に着いて1日夕方に東京に戻るつもり。」と来た。

 

滞在時間24時間もないなんて、超多忙アイドルタレントか!と夫と二人で唖然とした。

 

「そんなに忙しいの?」「いや、1月4日にサークルの演奏会があるから。ピアノの練習する時間が必要で。その前後にいろいろ用事もあって。」「一泊の為に高い交通費かけて無理して帰って来なくていいよ。来年、休みを取って、こっちから東京に遊びに行くから。」

 

そんなやり取りをして、「じゃあ、そうしようかな。」と次男も納得。夫からの提案で、「まあ仕方ないだろう。」ということになったものの、心中は複雑だった。

 

会社は年末年始休みのはず。いろいろやりたいこと、友達付き合いなどもあって、優先順位で考えて、うちに帰って来るのが一番後回しになったのだろう。

 

我が家は過干渉ではなく、むしろ放任。放し飼いみたいなもので、息子たちの自由意志を尊重して今までやって来た。全然うるさい事を言う親ではなかったはずなのに、こんな扱いか。とガッカリした。

 

息子なんてこんなものだよな・・・と思いながらも、自分の周囲の母娘べったり親子が羨ましくも思えたりして。昨年の年末年始に会ったきりだなぁ、と思うとシーンと寂しい気持ちになった。

 

「誰も来ない年末年始かぁ。俺は9連休だけど、母ちゃんは仕事だろう?いつもより高級な美味しいものでも食べて、二人でゆっくりしようよ。」と夫。私は31日と2日だけ休みで、あとはパートの仕事である。そうだなぁ、この際、ちょっと贅沢するか、などと思いを巡らせていた。

 

翌日昼、次男からのLINE。

「やっぱり帰るよ!30日夜着いて1日夜に戻る。東京旅行計画済みなのかと読み違えてた。こういう機会じゃないとなかなか帰れないから。」

次男はやはり優しい奴だ。用事を調整してくれたらしい。喜ぶ夫。密かに次男の事が大好きなのだ(密かに、のはずなのにみんな知ってるという)。長男の事も大好き。

 

ちなみに、子供が二人以上いると、誰それが一番好きで誰それはあんまり、とかいろいろ言う親が結構いてびっくりする。私は本当に二人とも大好き。比べられない。それぞれに個性は違うけれど、二人とも本当に大事。

 

久しぶりに次男と会える年末年始。楽しみである。

 

占有スペースに表れる夫婦の力関係

我が家の二階は三部屋ある。一部屋は夫婦の寝室、あと二部屋は息子たちの部屋。その二部屋は今や夫の部屋になっている。

一部屋は単身赴任先の夫の部屋をそのまま再現した感じ。もう一部屋はアロマオイルやお香を楽しんだり、音楽を聴いたりする癒しの空間。

一階のリビングも続きの一部屋も、夫の物の占有スペースがかなり増えてる。玄関の靴収納なんて、私のスペースはほんのわずかである。

 

☆   ☆   ☆

夫は金曜日の夜からイライラしていた。仕事が忙しくて休憩も取れず、電話番をしながら大急ぎで昼食もとったらしい。

こんな時は下手な事を言って刺激しないようにしよう。この一年、喧嘩もせず仲良くやって来たのだ。その関係を壊したくない、と私は思った。

 

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土曜日の朝、夫の方からいろいろ言って来た。

「カウンターにこういうの置かれると、こっちが使いにくいからやめてくれ。」「ダイニングテーブルの座る場所だが、俺が座ってる方はテレビが見にくいし、今の時期は日差しが当たって暑くなる。母ちゃんばっかりいい場所取っちゃって。」「お気に入りの洗剤がどこにあるのか分からなくて困る。」などなど。

 

カチン!と来た。(じゃあ私はどこに座ればいいの?今度からキッチンに椅子持って行って食べようかしら。)だんだん腹が立って来て、売り言葉に買い言葉の応酬になった。

「わかったわよ。だったら、今度からこっちに座ればいいでしょ!私は座る場所なんて、どうだっていいんだから。」「私だって我慢してる事はいろいろあるよ。玄関の靴収納だって、私のスペースがどんどん減らされちゃって、ほとんど父ちゃんのスニーカーばっかりじゃないの!」

 

「はぁー。もういいよ。俺、少し散歩してくるから。」と夫は外に出て行った。些細な事から喧嘩が勃発。頭の中でいろんな思いがグルグル駆け巡る。(私なんて、父ちゃんにとっては家政婦みたいなもんなんだわ。くっそー、腹立つぅ〜!)

 

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14年間という長期に渡り単身赴任していた夫は、かなりの物持ちになって帰って来た。不用品はかなり処分したものの、大切なコレクションもたくさん持っている。

 こういう所に夫婦の力関係がよくあらわれてるよな、と思う。それでも夫はまだまだ領土を広げたいようだ。

 

☆   ☆   ☆

パートの仕事(遅番)を終えて帰って来たら、家の電気はついてなくて真っ暗だった。夫はまだ怒っているのだろうか。

一人で静かに晩御飯を食べてテレビを見ていたら、夫が二階から降りて来た。

「ご飯食べたら眠くなっちゃって。6時過ぎから寝てたわ。」「さっきはごめんな。悪かったよ。」

えっ、今なんて?なんと夫から謝ってくれた。

「私の方こそ、ごめんね。」簡単に仲直り。

 

 夫が家の中の占有スペースをジワジワと広げていくのを、(まぁ仕方ないか)と私は思っていたつもりだった。それが、本音の部分では不満に思っていた、というのがよくわかった。

 

こうやって時には不満をぶつけ合うのも刺激になって良いのかも、とも思う。相田みつをじゃないけど、人間だもの。時には落ち込んだり怒ったり争ったり。それが自然なあり方なのかも、と思う。