rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

若い人たちと働くのは楽しい。でも、また辞めて行く。

少し前のこと。パート仲間のSちゃんが、「rosaさん、私、明日誕生日なんです!20才になるんです。」と話し掛けて来て、私は内心びっくりした。

(40才違いか!そうだよね、うちの息子たちより若い世代と私は一緒に働いてるんだ。)と。ジェネレーションギャップなんて、はるかに超えてしまってる感がある。

 

今の若い人たちは、年配者に頼るのが上手だなぁ、と感じる。わからないことを素直に聞いてくるし、甘え上手だ。パワハラやセクハラには敏感な世代だけど。

 

私のようなオバサンというかオバアサンみたいなものにも、自身の「恋バナ」をサラリと言ってきてくれた時には、さらに驚いた。

 

「rosaさん、聞いてくださいよー。私、彼氏が出来ちゃったんです!昨夜、電話で喋ってて、もしかして俺のこと好きなの?って聞かれて、そうだよ、って答えて。じゃあ、彼氏と彼女になろうって。」「えっ、それって、この前のあの人?」「そうなんです!まだ誰にも教えてないんですよ。親友以外には。」嬉しそうなSちゃん。

 

それにしても、どうして私に教えてくれたのか?「だって、rosaさん口が堅いから。噂好きで口が軽そうな人には言えないですよー。」と言ってくれた。信頼されてるのは正直嬉しい。もともと、他人の噂話にさほど興味がない私で良かった。

 

Sちゃんは友人Nちゃんの紹介でうちで働くようになった。Nちゃんは、「rosaさん、Sの恋バナ聞いたんですって?いいなあー。私も話を聞いてて、恋したくなりましたよー。私は3ヵ月前に別れたばっかりなんです。rosaさん、今の旦那さまとの馴れ初めも聞かせてください。」などと言って来て、私は赤面。いやはや、それは勘弁してー。

 

そんなこんなで、ちょっと華やいだ職場だったのに、Sちゃんが辞めることになったらしい。他の仕事もありシフトも減らしていたSちゃんだったが、「その派手なネイルはうちの職場ではダメだよ。」と店長から指摘されたことが原因。ネイル大好きなSちゃんは、どうしても譲れない→もうイヤ、となったらしい。

また1人、戦力が辞めて行く。

 

3月頃に入社した68才男性Kさんは、すでに辞めたとのこと。3ヵ月持たなかった。

こちらは体力的にかなりキツかったらしく、体調が悪化したのが原因。

 

「新しいことが覚えられなくてー。立ち仕事が辛いから、腰にコルセット着けてるんですよ。」と話していたっけ。

 

お客様から「対応が悪い」とひどいクレームを受けたこともあった。私がひたすら謝ったのだが、お客様の怒りは収まらなかった。

 

68才には見えないくらい若々しくて、50代でも通用するくらいの見た目で明るくて元気な方だったが、働いてみないとわからないものである。

 

人手不足は解消されず、中堅どころの主婦層で残ってるのは1人だけ。超ベテランと20才前後の学生たちでパートを回しているうちの職場。なかなか安定した日々はやって来ない。

 

(樹齢430年の藤。市指定の天然記念樹木。5月6日に見に行って来た。)