8月の受診時、乳腺外科の主治医に「子宮ガン検診受けてくださいね。」と言われた。
乳ガンでホルモン療法をやっていると、子宮ガンに罹るリスクが少し上がる。検診は受けておこう、と思いつつ、夫の会社の配偶者健診の締切にはとうとう間に合わなかった。旅行に行ったり、夫が自然気胸で3回も入院したりして、走り回っているうちに過ぎてしまったのだ。市の健診の締切も終わっていたが、最終締切にはなんとか滑り込みセーフで申し込めた。11月1日〜1月末までが受診期間だった。
婦人科はどこもすごく混んでいて、近くのクリニックも「二時間待ちがザラよ。」なんて話を聞いていたので覚悟して出掛けたが、今日はそんなに混んでいなかった。
名前を呼ばれて診察室に入る。
「こんにちは。えーっと、子宮ガン検診、前回受けたのは平成22年ですね。当院では平成18年に受けてますね。」ドクターが問診票に目を通しながら話し始めた。そう、乳ガンが見つかったあの健診。子宮ガンの方は異常なしだった。
「んっ?47歳でもう閉経しちゃったの?」(乳ガン手術46歳10ヵ月)
「はい。乳ガンの手術のあとです。ホルモン治療をしているので。」
「なるほど。じゃあ、お腹に注射打ったりした?生理を止める注射。」
「はい。ゾラデックスですね。打ってました。あと飲み薬も。」
「まぁ、いずれは閉経しちゃうんだから仕方ないね。これからは骨粗鬆症に気をつけて、カルシウムをいっぱい摂って、たくさん歩くようにしてね。ウォーキングだね。車にばかり頼っちゃだめだよ。」
「はい。わかりました。」
その後、横になって超音波検査。
「これが子宮の下の端っこ、これが右端でこっちが左端。サイズ的には標準だね。問題ないよ。卵巣の腫れもなし。」と説明してくれた。
そして、内診。
久しぶりに例の診察用イスに座り、「超痛い!!」と噂の内診にドキドキ。
「じゃあ、内診用の器具を入れますよ。ちょっと痛いですよ。」と言われて内心、ひぇ〜〜。
・・・あら?痛くないわ。おやまぁ?・・・
と思っているうちに終了。ブログなどでかなりの痛さに身悶えした話をたくさん読んでいたので、よっぽど痛いんだろうな、と思っていたのだが、全然大丈夫だった。閉経してからの内診は初めてだったけど。ドクターがお上手なのかな?以前、配偶者健診で非常に痛くする先生に当たったことがあり、「痛いです!」と言ったら、「経産婦なんだから我慢しなさい!」と怒られ、結構出血もしたことがあった。
「外観的には何も問題はないよ。異常なし、だね。ちゃんとした結果はあとでハガキで郵送されますからね。」とのこと。ひとまず安心。
私の住んでいる市では、まず子宮頸ガンの検診を受けて、医師が必要と判断した場合のみ子宮体ガンの検診も受ける、という仕組みになっている。今回は子宮頸ガン検診のみだった。今年異常なしならば、その後は隔年受診となるらしい。
お会計の後、受付で、「結果についてはこちらのハガキを郵送しますので、住所とお名前をご記入ください。裏にもお名前をお願いします。」と言われて書いて、裏をひっくり返すと、すでに「異常なし」に丸がついていた(笑)。大丈夫みたい。超ベテランなドクターだし。
受付、診察、お会計と1時間ちょっとで完了。ほっとした。