rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

朝ドラ「スカーレット」にハマる

あまちゃんが面白いよ!」だの、「カーネーション見てる?」だの言われても、今までまったく興味がなかったNHKの朝ドラ。たまたま今年は帯広(夫の故郷)が舞台という事で「なつぞら」をずっと観ていた。その流れで見始めた「スカーレット」。

 

最初は「なつぞら」に比べると地味めな感じで、役者さんも「なつぞら」ほど豪華じゃないかな、と思っていた。ところが、喜美子が成長して戸田恵梨香さんになったあたりから、グングン面白くなり始めた。戸田恵梨香さんってスゴイ!

 

大阪の荒木荘編、Twitterの投稿を見ながら観るとさらに面白かった。大久保さんなんて、意地悪な姑チックな役どころかと思うとさにあらず。喜美子の事を「キミちゃん」なんてさり気なく呼んだあたりから、ちゃんと認めてくれてて厳しい中にも優しさを見せてくれたり。

 

「このセリフはあの時のセリフを受けてこうなってるのか。」とか、「照明の使い方や、人物の立ち位置で、心情その他も表現してるのか。」とか、いろいろ勉強になった。

 

最近また喜美子の人生が大きく動きそうで興味深い。キャラクターがバラエティに富んでるなぁ。

 

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(iphoneで撮影)

パート先で雑談中のこと。パート仲間Aさんが、「スカーレット見てる?全っ然面白くないわよねー。役者もなつぞらに比べると豪華じゃないし。地味だわ。もう私は見てないわ。」と言ってきた。

 

「ええーっ。私はすごく面白いと思って毎日見てるよ!」「えっ、そうなの?(どこが?)まあ、いいけど。ところでさぁ。」Aさんはいきなり話題を変えた。職場では良く話すがドラマの話しとかすると、ほとんど好みが合わないのだ。

私が「凪のお暇が面白い。今年一番ハマったドラマかも。」と言った時も、「えーっ、そうなの?(どこが?)」という反応だった。価値観は人それぞれなのだな、と思う。

 

私は自立しようとしてもがいてる人の話しが好きなのかも。

NHKあさイチで「糖質の新常識」をやっていた

NHKあさイチで「糖質の新常識」を見た。

アメリカのシモンズ大学テレサ・ファン教授が13万人を20年以上追跡調査した研究によると、「糖質制限を長期間続けた人と、普通に糖質を摂取した人を比較したら、1.3倍以上死亡率が高くなった。特に心臓病、ガンの死亡率が高くなった。」という結論に至ったそうだ。半年から一年くらいの短期間なら良いが、それ以上になるとリスクが高まるとか。

 

糖質を制限した分、タンパク質を多く摂ると、エネルギーに変える時点でアンモニアが発生し、色々悪さをする。脂肪を多く摂ると、エネルギーに変える時点で色々複雑だがリスクが高まる、という話しだった。

 

特に危険なのは、果糖ブドウ糖液糖でドーパミンが分泌されて快楽をもたらし、糖質依存になるのだとか。

 

衝撃的だったのは「血糖値を上げやすい食べ物は人によって違う。腸内細菌の状態は人によって違うので、個人に合った最適な食事をする事が大事。」という事。

 

・腸内細菌の状態を良くする→血糖値を上がりにくくする

・腸内細菌の状態を良くするには、水溶性食物繊維がエサになる

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(水溶性食物繊維が豊富な食材、画像お借りしました)

 

私が自己流で糖質制限をやっていたのは2013年3月頃から4年くらい。

その頃はここ1、2年くらいのブームとは世間での受け止め方も全然違っていて、否定的な意見も多かった。

糖質オフの食品などもあまり出回ってなくて、探すのに苦労したほどだ。世間の流行なんて、ちょっと遅れてやってくるのかな?と思った。

 

私の場合は、2017年7月に胆石になり手術して胆のうを全摘、という結果に終わった。どうも脂質の代謝が苦手な体質だったらしい。そういう人間が下手に頑張りすぎると・・・というパターンである。

 

油脂が苦手なので脂質には注意して食べているが、糖質制限よりはずっと楽だし、ご飯が美味しくいただけるのは幸せである。

 

バターたっぷり、チーズたっぷりのものはダメになり、洋菓子類はめったに食べなくなったが、和菓子やおせんべい、素朴なおやつはいろいろある。ご飯も和食中心。でも満足。年齢相応でこのくらいがちょうど良いのかも知れないな、と思う今日この頃だ。

娘は「愚痴の聞き役」なのか

パート先の職場に「最強の新人さん」が入って来て、一年ほど勤めたパートが二人辞める事になって、なんだかんだとゴタゴタ続きのこの頃。

手術・入院・その後の療養で長いこと休んでいたパート仲間のOさんが、先月から時短パートとして復帰した。「新人さんはどんな感じ?」と興味津々だったので、今の状況について仕事が暇になった頃を見計らって話した。

 

「あらっ。それはすごいわねぇ!」「仕事始めて数日目で、先輩◯◯さんに言いごたえするなんて。」「えっ、◯◯さんは仕事教えるのを放棄したの?それもすごい。」

などなど、驚きつつも楽しそうなOさん。私もついつい調子に乗って喋りまくった。

 

「ところでさぁ。Rosaさんの息子さんって愚痴を聞いてくれるの?息子って愚痴聞いてくれない、って言うじゃない?うちは娘が愚痴をたっくさん聞いてくれるから!だからすごく助かってるのよ。」と、その後に出たOさんの言葉の方に私はビックリ仰天した。

 

Oさんの言葉は続く。「うちの娘はよーく愚痴を聞いてくれるの。だからいつもいっぱい喋ってる。娘っていいわよー。」(息子なんて話し聞いてくれないでしょ。)

Oさんは娘可愛さのあまり、ついつい息子に否定的な事を言ってしまうのだ。(Oさんの子供は娘一人)

 

たまーにLINEで私から「元気にしてるー?」と呼びかけると、「あー、母ちゃん。元気だよー。」と返ってくる。私と息子の会話なんてそんなものである。何か困った事でもなければ。

 

わざわざ、「私のパート先でこんな事があったのよ!聞いて、聞いてー。」なんて事はまずない。っていうか、そんなことでわざわざ連絡するか。(母ちゃん、うぜー)と思われるのが関の山である。

 

Oさんは娘をよくパート先に連れてくるし、家でもパート先での出来事を話してる様子である。娘はパート先の人間関係について熟知しているようだ。女性社員さんといざこざがあった時には、「うちの娘があなたの事を、嫌なタイプだって言ってたわ!」なんて失礼な発言もしていた。

 

パート仲間Aさんの所は夫婦で職場の人間関係、ゴシップなどの話しを良くするようで、「うちの主人の職場では、ダブル不倫をしてるカップルがいたんだけど、ある人が証拠写真を送りつけて、それで片方は離婚になったのよ。ひどいと思わない?」と話していた。そこまで知ってるなんてスゴイ。

 

「Rosaさんは?ご主人と職場の人間関係の話とかしないの?」とAさんに聞かれ、そういえばうちではあまりそんな話題で盛り上がらないなぁ、と気がついた。主人の職場の不倫話なんて、聞いた事がない。

 

「えっ。それじゃあ、何を話すの?」と、またまた不思議がられた。だからといって「会話がない夫婦」なのかというと逆で、うちは会話が多いほうだと思う。コミュニケーションも良く取れてるし、とても協力的な夫である。

 

「えーっと、うちの夫は今流行りのポイ活に夢中で。もともと、そういうお得な情報とか集めるのが好きなのよ。なんで職場の人間関係とかゴシップ話とかしないのか、と聞いたら、人にあまり興味がないと言ってたわ。あと、多趣味だから、いつもオーディオとかカメラとか、パソコンとか、政治や経済、いろんな事に目が向いてて。そんな話を聞いてると、あっという間に寝る時間になるの。」と、私がいうと、「フーーン。」とAさん。価値観は人それぞれである。

 

Aさんには娘さんがいて、こちらも小さな頃から「愚痴の聞き役」だった様子。強烈キャラのお姑さんと同居だったので、娘さんは良き相談相手だったようだ。

 

私も母の「愚痴の聞き役」だった。それは非常に重たくてストレスがたまる役どころだから、自分の息子たちにはそんな思いはさせたくないのだ。

 

離れて暮らしていても元気に活躍してくれているなら、それで良い。自分の人生を大切に、と願うばかりだ。

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乳がん術後9年検診

昨日は乳がん手術から丸9年の検診日。

朝早いバスで病院へ。血液検査→一般レントゲン→マンモグラフィ→腹部超音波→主治医の診察と乳房超音波検査、サクサクと進んだ。

「レントゲン、マンモグラフィ、腹部超音波、血液検査も全て異常なしですよ。次回は来年の5月ですね。」と主治医。

ほっ。丸9年異常なし。さすがに検査前はちょっと不安になるものだ。

これからも一日一日を大切に生きて行くぞー!と、決意を新たにした。

 

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また一人辞める事になった

私のパート先で、一年くらい前から早番で働いていたSさんが辞める事になったらしい。店長や社員が必死に引き止めたが、ダメだったようだ。

 

休憩室でこの話題になった時、Sさんと仲が良いHさんが、「実は私も今、就活中なんです。近々、事務パートを募集してる会社の面接を受ける予定です。そこに決まれば辞める事になると思います。」と爆弾発言。

 

辞める人続々。常日頃から人手不足なのに。仕事を覚えてようやく戦力になった頃に辞められてしまう。サービス業は今どこもそんな感じらしい。

 

二人とも家庭の事情で土日はあまり働けないとの事で、それに配慮したシフトだった。土日に出られる人が少ない、遅番がいつも人手不足、と言う話を聞いて、居づらくなってしまったのだろうか。

 

Hさんは幼稚園と小学校低学年の子供二人のお母さん。「もう本当に忙しくて。座ってる暇もないくらい。自分の時間も全くないんです。」と、悩んでる様子だった。

 

Sさんは一番下の子は中学生だが、「ここの職場は体力的にキツイです。以前働いていた職場に事務のパートで戻れる事になったので。私はやっぱり座って出来る仕事がいいです。」と話していたらしい。

 

表向きの理由はもっともらしい事だが、ちょいちょい漏れ聞こえていたのは、人間関係の不満だった。

 

「店長の私に対する態度が冷たい。私にだけ違う。」と話していたらしい。すると、学生パートのAくんも、「俺に対してもそうです。」と不満を漏らしていたようだ。それ以外にも、あの人がこの人が、と言う不満。本当の原因はそこにあるのかも知れない。

 

その一方で50代くらいのパートはなかなか辞めない。「この歳になると、辞めるともう後がないのよ。」「辞めても次の職場があるかどうかわからない。」「大したお給料じゃなくても、自分の自由になるお金がなくなるのは困る。」「新しい職場で、また一から仕事を覚えて、関係を築いて行くのは大変。」という理由らしい。

 

結果、ベテラン50代パートと就職が決まった学生パート(3月まで)くらいしか残らなくなるのだ。

 

30代から40代前半くらいの人たちは、「こんな所は早く辞めて、次に行こう」という意識の人が多くなってるのかな、と思う。その年代の人たちは、夫婦共に働くというのが一般的になっていて、子育やPTAなどで忙しく、精神的にあまり余裕がないようにも感じられる。

 

☆   ☆   ☆

さて、慢性的人手不足に悩む職場。辞める人が続出する職場。改善点はどこにあるのか。

 

・新人教育 →厳しさよりもモチベーション

ベテランパートの私は、「新人さんに仕事を教える時は厳しく教えてね。」と言われ続けてきた。しかし、厳しくすれば新人はすぐに辞めて行く。厳しいというよりキツイと受け取られることが多いみたいだ。

 

「仕事を覚えるまでは大変な事もあるけど、でもこういう所が楽しい。」というのがないと、続けていこうというモチベーションにならないのだと思う。

 厳しく、スパルタ式に教える時代は、もう終わってる。教え方を工夫しないと人は付いてこない。

 

 ・問題の根源は“人”なのか

同僚パートAちゃんは、「前の店長になってから、ベテランパートが次々に辞めて行った。それまで6年位は辞める人も少なくて早番は安定していたんだから、前の店長の責任よ。今の店長にも色々問題はあるから、辞める人が後を絶たない。」と言っていた。

 

たしかに前の店長のやり方が気に入らなくて辞めて行った人は数人いるが、本当にそれが原因なのだろうか。

 

Aちゃんのように問題の根源を“人”にしたがる人は多い。だからと言って店長を替えた所で全て解決するとは思えない。

 

・時給よりも環境作りなど、待遇面での工夫を

私が働き始めた11年前は学生パートがたくさん居て、土日や夜の時間帯に主に働いていた。それが、最近の学生たちは「早番で働きたい」という希望がほとんど。遅番はものすごく不人気なのだ。

 

どうしても人が集まらない所の時給をアップする、平日のみの人の時給をダウンする、など、個人個人のパターンに応じて対応してみたらどうだろうか。

 

辞める人たちに聞いてみたら、「時給よりも働きやすい環境の方が大事」という答えだった。

 

先日、「あーっ、もう本当にヤバイ。私、こんなひどい所で14年間も働いてるわ!もう辞めたい。」と先輩がわめいていた。気持ちはわかるが、毎日毎日心を込めて働いてる職場が「こんな所」なんて。悲し過ぎる。

 

自分のいる場所をことさら悪く言う人は多い。それで何十年とかなんとか。でもそれを選んで来たのは他ならぬ自分なのだ。

 

なんとか改善出来ないものか。試行錯誤の日々は続く。

 

 

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