二男は無事にオーストラリアへの短期留学に旅立った。
直前までドタバタ。いつもゆったり構えているので、小さな頃から「もう時間ないよ、急いで!」と急かさないと、バスに乗り遅れるタイプだった。近くの駅まで車で送って行ったが、今回もギリギリセーフ。
親元を離れていきなり3週間。それも海外!寮生活で4人部屋、現地で買い物をして自炊するのだそうだ。「料理の練習をしなきゃと思って。チャーハン作ったから食べてみて。」と、食べさせられた。二男が作った料理を食べられるなんて・・・感激した!
どうかこの3週間が、二男にとって宝物のような経験になりますように。無事に元気で戻ってくるのを心待ちにして、祈るような気持ちの日々である。
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子どもたちが巣立ってしまったあとの家で、言い知れぬ空虚さを感じてしまう、“空の巣症候群”という病気があるそうだ。自分もそうなるのかな?ものすごく寂しくなったり辛くなったりするのだろうか?と少し心配だったが、今のところ大丈夫である。
うちは年子の男二人で、短期集中型で密度の濃〜い育児期間だったので、息子たちが小学校にあがった頃が一番喪失感が激しかった。もう、自分の手元から羽ばたいて遠くに行ってしまった・・・という思いに囚われて、しばらく辛かった記憶がある。
それに比べれば、長男も二男も第一志望の大学でやりたいことをやって楽しそうだし、自分は仕事(パート)もあるし、趣味もあるし、夫とはSkypeでやりとりも出来るし、今のほうがずっと充実している。
元々は1人だったのに、結婚して子どもが生まれて、家も建てて。一軒家でのお一人様もなかなかいいものである。以前のように辛く感じない。話し相手がいないのはちと寂しいかな。
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職場の3月のシフトが出た。
1月に急病で倒れて手術をしたAさんは、未だ復帰のメドが立っていない。3月も休む予定だ。大学生バイトのT君が、「春休み、バンバン稼いでパソコン買いたいんです!」と、やる気満々なので、今回は遅番の件は何とかなるかな?と軽く考えていたら・・・。
最初に出来上がったシフトでは、また遅番4回。同僚Oさんは遅番3回。「さすがにこれはひどいよね!」と、社員さんに交渉してくれた。
2月は遅番が1人も居ないという状況で、やむを得ずピンチヒッターに駆り出された。しかし、そのままなし崩し的に遅番続行、というのはいかがなものか?
しかも、パートに応募してきた人(主婦)を雇うことに決めたらしいのだが、遅番は出来ないとのことで、早番での採用になるとか。そうなると、必然的にやはり私達が遅番ということになりそう。大学生バイトT君は4月からは学業が忙しくなりそうだし。
長年一生懸命働いてきても、結局、新人さんの方が優先されるとなると、なんだかな〜、である。さて、どうなることやら。