夫の札幌転勤が決まり、10月7日〜8日、一泊二日の予定で私も札幌に手伝いに行くことになっていた。
その前々日の夜、夫から電話があり、「携帯に何度も何度も掛けてるのに。どうして出ないの？」と言われて、驚いて見てみた。しかし、着信音もしなかったし、バイブにもならなかったし、何の通知もなかった。留守番電話サービスには登録していないので、あとでSMSメールのほうに電話番号が送られて終わり。どういうことだ？
docomoのGALAXY S3を買ったのは8月16日。
買ってから1ヵ月後、夫が入院して京都に行った時も、一時的に不具合が出たことがあった。
「このスマホ、おかしいよ。ショップに行ってみてもらったら？」と夫に言われたが、「えーっ、まだ1ヵ月しか経ってないのに。私の使い方がおかしかったのかも。調べてみるよ。」と、面倒くさかった私は、だましだまし使い続けていた。まもなく元の調子に戻ったので、大丈夫だと思っていた。
その後も何度か、あれ、変だな？と思ったことがあった。
職場での昼休み、突然、「インターネットに接続出来ません」と表示されネットにつながらなくなったり。少しするとつながったりするが何がいけないのか、さっぱりわからない。
夫から指摘されて調べてみると、電話を受けることも掛けることも出来なくなっていることがわかった。もはや、“携帯電話”として機能していないじゃないか！ネットで調べまくっていたら寝るのが遅くなり、もう疲れてへとへとになった。札幌行きは翌々日なのに。
丸印に斜め線が入った、変なマークがやたらとスティタスバーに表示されるようになった。駐車禁止の標識みたいなヤツ。これが出てくると(これ以上はダメです)と拒否されてるようで、気持ち的にツライ。
電源を切って入れなおしたり、何度も再起動をかけたり。ウラ蓋を開けて電池パックやカードを入れ直してみたり。何度もやったけどダメだった。
翌日、会社での昼休みに夫の携帯に電話してみた。あっ、ちゃんとつながった。良かった、大丈夫そう。会社帰りにdocomoショップに行ったら混んでて疲れるだろうな、と思っていたので行くのはやめた。ちょっとほっとした。
が、しかし。
スマホはやはりダメになっていた。
仙台から札幌に向かう間、何度か夫や次男に電話やメールをしたのだが、うまく送信出来なかったことが多かった。もはやLINEもダメ。赤いびっくりマークが出る。何なのよこれ〜(涙)。引越し先に初めて訪ねるという大事な時に役に立たないなんて！
夫のマンションに到着して部屋の番号をピンポーンと押したら、インターホンで女の人が出た。「すみません、間違えました！」ちょっと〜、何号室なのよ〜(涙)。事前に教えてくれていたのが、間違いだったようで。引越し業者が運び中で玄関が開いてたから入れたものの。「なんで違う部屋を教えたのよ！」と、プリプリ怒って夫に文句言ってしまったわ。
スマホが壊れるとすっごく落ち込む。たかが携帯なのに、ちゃんと使えなくなった時のストレスは大きい。しかも、かなり振り回される。買ったばかりなのに。すごく高かったのに。トホホ。泣きたくなる〜。
☆ ☆ ☆
引越しの片付けは予想以上にスムーズに終わり(私が手伝ったから？)、当初は一泊二日の予定で飛行機のチケットを取ったのだが、「もったいないからもう一泊して行ったら？」と夫にもすすめられて結局二泊することになった。飛行機の予約は当日朝でも変更出来た。仕事は三日間休みをもらえていたので、せっかくのチャンスなのだ。
スマホはもはやメールの送受信も出来ないという、危機的状況に陥っていた。開店と同時にdocomoショップに駆け込んだ。なんだかんだと調べた挙句、「本体の故障だと思われますね。今でしたら、新しいものと交換させていただけますが、いかがでしょうか？」ということになった。
データは(メールも画像も電話帳も)そのまま残せるとのこと。自分でダウンロードしたアプリとかはもう一度やらないといけないとか。夫が好きなようにカスタマイズした画面設定も最初の状態に戻る、とのこと。まぁ仕方ない。
新しいスマホ、新しい画面。これが思ったより使い勝手が良い。
「あー、ちゃんと電話がつながる。メールも出来る。ネットもサクサク見られる。」と喜んでいたら、「それって出来て普通のことでしょ？今までは何も出来ないものを持ち歩いていたってことだよ。」と夫に言われた。ごもっとも。
もっと早くdocomoショップに行けば良かった。
スマホもなおり、札幌の休日を満喫中♪札幌のことはまた後日。
