rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

血液検査結果とトンデモ

私の通っている病院では、抗がん剤投与、ハーセプチン投与とも、毎回行くたびに血液検査をしてくれる。検査結果のコピーは必ずもらって毎回チェック。こういう所はマメなのだ。

抗がん剤終了から3ヵ月以上経って、ようやく血液検査の数値がほぼ問題ないくらいになって来た!基準値より高い・低いのマークが1個だけあったが、わずかな差なので全然問題ないと看護師さんは言っていた。手術退院後の数値(約1年前)に近づいて来た。

11/25(手術後2週間)   白血球5.0 Neut60.6% Lym29.4%
4/14 (抗がん剤投与直前) 白血球5.5 Neut61.5% Lym23.1%
7/14(ハーセプチン1)    白血球2.7 Neut54.6% Lym21.1%
8/4 (ハーセプチン2)    白血球4.0 Neut64.9% Lym13.8%(L)
8/25(ハーセプチン3)    白血球3.9 Neut57.3% Lym20.2%
9/15(ハーセプチン4)    白血球4.4 Neut64.5% Lym19.3%(L)
10/6(ハーセプチン5)    白血球4.2 Neut53.1% Lym32.9%

※白血球の単位は×1000/μ、Neut=好中球、Lym=リンパ球

★白血球分画について
白血球には、好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球・単球の5種類がある。好中球と単球は主として細菌や真菌などを排除する。好酸球と好塩基球は、アレルギー反応などの関与し、リンパ球はウイルスの排除、免疫反応の主役を演ずる。それぞれ体を守る重要な役目を果たしている。
白血球は血液を染色して顕微鏡で見たり、自動機器で検査する。5種類の各比率は、好中球が40〜60%、好酸球は2〜4%、好塩基球は0〜2%、リンパ球は26〜40%、単球は26〜40%程度である。
白血球数に異常のある場合には、白血球の種類別の比率を調べる白血球分画を必ず確認しなければならない。異常値を示す種類が病気によって異なる。例えば、細菌感染症では好中球が増え、ウイルス感染症ではリンパ球が増大する。アレルギーや寄生虫病では、好酸球が増える。薬剤による副作用や放射線障害では、好中球が減少する。
白血球が増加していると、白血病ではないかと心配する人が多い。白血病では、白血球数が増えることも有れば、正常値のこともあるし、逆に減少していることもある。白血球数だけで判断せず、白血球分画をよく調べ、白血病細胞の有無を把握することが大切だ」(奈良信雄・東京医科歯科大学教授)

治る健康相談より引用させていただきました。

白血球の数値はハーセプチン投与中はなかなか上がらない様子である。リンパ球の数値が低いのが気になっていた。ネットでいろいろ調べていたら、「リンパ球の数値が低い人=交感神経優位タイプが多い。交感神経優位だとガンになりやすい。」という情報にぶち当たった。マジで〜、ヤバイじゃない〜。緊張しやすいタイプの私は、副交感神経優位にするのがなかなか下手なのか?このままでは再発の危険性大なのか?なーんて気になった。リンパ球が多い人は免疫力も強いらしい・・・と、ここまで調べて、「安保徹」「福田稔」という医師の名前がちょっと引っ掛かった。そういえば、トンデモ、ということで書かれた記事を読んだことがあった。

こちらの記事です→NATROMの日記

がん治療に関することにはトンデモなものも多いので、ご用心、ご用心。NATOROMさんはお医者様なのかな。「癌霊1号」という名前の漢方薬がとてもよく効く、と中国で評判になり、現在は白血病の治療薬として使われるようになった、という話も取り上げられていた。代替療法であっても、効果が証明されれば治療薬として認められる。トンデモの見破り方など勉強になる。

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先日、病院から帰ってブログを書いていた時に、玄関のチャイムが鳴った。(こんな時に誰よ〜)と、インターホンで出てみると、
「お久しぶり〜。Mです〜。元気にしてた?」と、以前一緒にPTA活動をしていたMさんだった。そういえば、自宅のまわりを少し昔のいいとこの奥様風なグループがウロウロしていたのだ。
(エ○バだ。)とピーンと来た。
「今日はね、子供の教育のことで、とってもいいお話を持ってきたの。」
「ごめんなさい。私はそういうのは結構ですから。」バッサリ切る私(汗)。
「近所に住んでても、なかなか会えないじゃない〜。こういう機会じゃないと顔も見られないわ〜。」ムムム・・・情に訴えるなぁ、と思いつつ、でも急に来られて自宅に招き入れるなんて、普通はかなり無理な話なので、やっぱり断った。

仕事が残業続きで忙しくて、おまけに朝早くから通院。家の中はしっちゃかめっちゃかである。私はウィッグだし。親しくしていた人に会ったら、絶対に雰囲気が変わったことから勘ぐられる。乳がん、なんて言ってしまった日には、周りに情報がどんどん流れるばかりじゃなく、勧誘の嵐も予想される。彼女はエホバ以外にニュー・スキンもやっているのだ。

小学校のPTA本部で2年一緒に活動していたことがあり、創立記念行事もあったりで、わりと密に顔を合わせていた人だった。人望があり、周囲から頼りにされていて、教養もあり常識的で温厚で。なので、「私、実はエホバの信者なの。今度ゆっくりお話させてね。」と言われた時には心底びっくりした。

トンデモ、トンデモ。何が真実なのか見極める目をもたないと。難しいことだけど。