rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

自分の弱さをすべてさらけ出せる強さ!

にほんブログ村の「乳がんブログランキング」を見ていたら、気になるタイトルの記事があり、思わず引き込まれてしまいました。

「癌になって良かったと思えます」

ええーっ!どういうこと?

こちらのブログです → ねこ&LA日記 
tomotanさんが乳がんの手術をされたのは7年前。4.5cmの大きな腫瘍で、手術の後もリンパに転移が見つかったり、合計7回の手術を経験されています。

詳しいことは、ぜひブログを読んでみてください。「今、乳がんと闘ってる人たちに、“だいじょうぶよ”と言ってあげたい!」という、情熱がバンバン伝わってきます。

tomotanさんの周りの人たちがまた素晴らしい♪大好きだった放射線医師のDr.スプレッグのお話は胸にじーーんと響いてきます。

面白くて優しいダンナ様と、優しくて繊細な息子さんも、とっても素敵です♪うちの息子たちも、優しくて穏やかなタイプだったので、小さな頃を思い出しながら読んでしまいました。

自分の弱いところも、ぜーんぶさらけ出して書かれていて、「生きていくのよ!」という覚悟のようなものが感じられます。(うまく表現出来ないです。ごめんなさい。)

私が乳がんの告知を受けたのは9月。それから毎日毎日、ネットでたくさんの方の乳がんブログを拝見していました。その時々で心の支えになったり、参考にさせていただいたり、情報収集をしたりしていたのですが、自分のハートにズギューンと響いてきたのは、tomotanさんのブログが初めてでした。

ブログってすごいな、と私も思います!コメントを書きたくなるのは、きっとどこかで感受性が惹かれあうから・・・なんじゃないかな。心の底から。

手術前に医師の説明を受けた時には、「ホルモン療法がよく効くタイプなので、抗がん剤を使う可能性は低いです。」と言われていた私。病院の待合室で帽子をかぶった患者さんを見かけると、(抗がん剤治療を受けてる人たちだ。大変なんだろうな。)と、思っていたものでした。その時は、自分には関係のない世界、と。

手術入院中も、抗がん剤治療のために1泊入院して帰っていく人たちが数人いて、やはり他人事のように捉えてました。乳がん患者同士でも、病状の軽重によって、微妙な空気はありますよね。

今思うと、あの時、抗がん剤治療についていろいろ質問して、中には坊主頭をペロンと見せてくれた人もいて、それがとっても良かったと思うのです。

自分がHER2陽性タイプとわかってからは、抗がん剤ハーセプチンのことを調べたり、脱毛やウィッグのことを調べたり。それまでは、抗がん剤治療を受けてない人のブログばかり探してました。

再発や転移が多いタイプとわかり、再発・転移した人のブログをさらに調べたり。早期のがんであまり問題ないかも、と思っていた時には、再発・転移した人のブログなんて読みたいとも思わなかったのです。(怖いから)

大変な経験をたくさん乗り越えてこられた人のブログには希望があります!

tomotanさんの苦労に比べれば、私なんてまだまだ・・・。こんなことでへこたれてはいられませんね。ファイト!