かなり長い期間、ずっと午後から夜の時間帯で働いて来た私だが、今月は出番の半分ほどが早番シフトで組まれていた。かなり珍しいことである。
学生パートが学業等で忙しく人手不足で、ということらしい。
生活時間帯を朝方にずらしてコンディションを整え、早めに家を出て開店準備をしたり、開店直後からやってくるお客様に慌ただしく対応したりと、いつもとは違う感覚で数日間を過ごした。
「Rosaさん、いつも朝早く来てくれるね。時代の変化なのか、今の若い人たちは時間ギリギリにしか来てくれなくて。」ポツリと店長がつぶやいた。(店長も若いがかなり早く出社して来る。)
「この前面接して、2人採用が決まったから。その人たちが仕事に慣れてくれれば、今回みたいなシフトにはならないと思うから。」と言っていたが、初出勤を予定されていた日には1人しか来なかった。
男子大学生は、電話連絡もメールもなくバックレた。
「...せっかく準備して待っていたのに。またかー。」と店長がため息をついた。

いつの頃からだろう。
パート募集に応募して来て面接の日時等を約束したのに、何の連絡もなくすっぽかす人がいきなり増えた。
「来ないんですか?」「ああ。まただよ。最近本当に多いよね。」という会話を何回しただろう。スマホに電話してもまったく出ないらしい。
面接を受けに来て採用が決まり、その後の連絡で初出勤の日時を決めたのに、結局来ないでバックレる人も結構いる。何の連絡もないし、スマホに電話してもメールしても返事はない。
会社側は稟議書を書いたり制服を準備したり、シフトを調整して仕事の説明をする日を作ったり、と時間も労力も掛けてるわけである。
電話で断るくらいの事が出来ないのだろうか?
もしかして、今の若い人たちって、「断ることが苦手」なのかな?と思う。
ある程度の教育は受けてるから、普通にお行儀は良くてちゃんとしてるけど、「気まずくなるのは避けて通りたい」という風潮が強いのか。
お客様にも、怒られないように、とものすごく気を遣う。
やたらと怒られやすくて苦労した私からすると、(怒られないように対応しててすごいな)と思っていたが、それって顔色を伺って逃げ腰だったのかも知れない。
世間が騒いだので「カスハラ」(カスタマーハラスメント)は大分減ったと思うが、「怒られたくない」と思うあまりバックレる??
言いにくくても「やりたくない」「断りたい」と思ったら、ちゃんと事情を話して断らないと。と、シニアパートの私は思う。