rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

孤独の沼に落ちないシニアライフとは?

PRESIDENT Onlineを読んでいたら、齋藤孝さんの記事が目に止まった。

president.jp

シェイクスピアリア王には、孤独のどん底に落ちた老人の嘆きが描かれている。そこからわかることは、リア王はダメ老人になる3つの特徴を持っていたことだ、という。」へえーっ、どんなこと?と、興味深く読み進めた。

 

「還暦は人生の再出発地点」「そこで大事になってくるのが、自分の好きなことをして、いかに自分らしく充実した日々を重ねていくか」ふむふむ。

 

幕末・福井の歌人、橘曙覧の「独楽吟」という和歌が紹介されていた。

たのしみは 珍しき書 人にかり 始め一ひら ひろげたる時
たのしみは 空暖かに うち晴れし 春秋の日に 出でありく時
たのしみは 朝おきいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける見る時
たのしみは まれに魚烹て 児等皆が うましうましと いひて食ふ時
たのしみは 心をおかぬ 友どちと 笑ひかたりて 腹をよるとき
たのしみは 好き筆をえて 先づ水に ひたしねぶりて 試みるとき
たのしみは ほしかりし物 銭ぶくろ うちかたぶけて かひえたるとき

趣味でも他の活動でも何でもいいから、ひとりで少しずつ作業を進めていく。そんな楽しみのあるものに取り組むのがおすすめ、とか。

 

うちの夫は、「毎日、何か一つ新しいことにチャレンジする。今は、とにかく料理が面白くて、いろいろやってみたい!」とのことで、私は非常に恩恵を受けているところだ。

 

定年後に仕事の人間関係は切れてしまうことも多く、寂しくなるかも知れないが、60歳くらいから不思議と、学生時代の友達との付き合いが復活することもあるという。

 

「年をとったら孤独になる、と思い過ぎない方が良い」とも書かれていた。ふーん、そんなものかな...。

 

そういえば、この前の日曜日。

パートの仕事が休みだったので、夫と2人で近場に出かけた。すると、義兄よりLINE。

「今、富良野に来ている。ラベンダー畑がきれいだ。」と、北海道の大自然の画像が送られてきた。返信していると、今度は義妹から、「うちは夫と2人で上野公園にいます。不忍池の蓮の花が見頃です。」と、これまた美しい蓮の花の画像が送られてきた。

 

義兄も義妹もウチも、夫婦で仲良くお出かけ中。6人でグループLINEで盛り上がる。こういうのも、なかなか楽しい。こういう楽しみもあったとは。

 

シニアライフをどんどん楽しもう。