rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

断る勇気

近所に住む元同僚と飲みに行ってきた夫が、プリプリ怒って帰って来た。(私の住む地域では酒類の提供は制限解除されている。)

「もうアイツとは飲みに行かない。最初からイマイチ乗り気ではなかったんだが、誘われたのに断るのも悪いと思ったのに。大食漢で大酒飲みだから、どう考えても俺の方が割り勘負けする。食べる量も飲む量も全然違うのに、なんで割り勘なんだ!」

と、かなりお怒りの様子。

 

先月は近所に住むもう一人の同僚と三人で飲み会だった。「たまにならいいけど、月イチで集まらなくてもいいよな。」と夫。

 

うちの夫はお酒は好きだけど弱いので、少しの量でほろ酔い気分になり眠くなるタイプ。食べる方も60を越えてからは、以前より少なめになっている。それは割り勘負けするだろう。お小遣いが減るのはイタイ。

 

その元同僚は一年ほど前に単身赴任から地元に戻って来た。一緒に遊べる相手(うちの夫)を見つけて喜んでる様子。あまりこだわらないタイプのようで、その無神経さに夫がイライラしているようだ。

 

「人付き合い」なんて、ほとんど女性が悩むことのように思っていた私は、「男同士の付き合いでもこんな悩みがあるのか。」と驚いた。そして、割と何でもはっきり言うタイプの夫なのに、はっきり断れなくて悩むとは!と。

 

「もう、次回からはちゃんと断る。飲み放題のところとか、自分が飲み食いした分は自分で払うところにしか行かない。何でもかんでも頼ってくる奴とは一線を引く。」と夫。

 

うちの夫はパソコン大好き、キャッシュレス決済大好き、ポイ活大好き、なのでその辺のことに疎い人に、やたらと頼られるのだ。それがどうにもウザいらしい。

 

「rosaさんって、ハッキリ言うわよね。」「時々、爆弾投げて来るよね。」と言われる私だが、「rosaさんって、人がいいわよね。」とも言われる。イコールお人好しってことなのだろう。困ってる人をみると助けてあげたくなる。

 

本当は嫌なことははっきり断った方がストレスがたまらない。相手の期待を裏切ることになったとしても、それが自分自身の本音なのだ。「そういう奴」と思われた方が良いのだ。価値観が違う相手と、どうやってコミュニケーション取っていくか。

 

なかなか難しい問題だが、それが出来ると人間関係の悩みは大分減るような気がする。