rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

寄る年波

義母の葬式で集まった義兄(もうすぐ65才)、義姉(義兄の妻62才?)、義妹(61才)、と夫(62才)と私(57才)。話題に上るのは体の不調について、である。

 

皆一様に、「歯が急に弱くなった。歯医者に通っているが、これ以上悪くなったら、入れ歯かインプラントを考えなきゃいけないようだ。」と言うので驚いた!

歯の丈夫さは遺伝的要素も影響しているのかも知れない。いくつになっても自前の歯、と言う人もいるようなので、遺伝的に歯が弱いのかも。

それにしても、今どき入れ歯ってどうなんだろう???あまり周囲では聞かない話なので、興味があった。

インプラントっていうのも、お金が掛かるし、安全性とかどうなんだ?って思うけど。」と、皆さん決めかねて悩んでいるようだった。

歯の悩みは辛いよね。

 

私も「親知らず抜歯問題」を語ってみたら、「なんだそれ。痛くなくても虫歯じゃなくても抜けっていうこと?今そんなことが常識なの?考えられねーな。」と義兄に笑われた。

 

「私は脊柱管狭窄症で、激痛で大変だったのー。」と義妹。

「起きてる間は何ともないんだけど、寝てると激痛に襲われて。最初は何が何だかわからなくて。病院で検査して分かったの。痛みがおさまっても、脳が痛みを覚えていて痛むんですって。それを遮断するお薬っていうのがあって。三段階くらいに分けて投与されて、それでようやく良くなったの。でも、すごく強い薬なんですって。」

恐ろしいほどの激痛だったらしい。

 

「実は私も脊柱管狭窄症で。」と義姉。「私もまさに今、治療中なの。腕が痺れたり、足が痺れたり、首や腰も痛くて。」と、二人で共感し合っていた。

義姉は自宅で工業用ミシンで内職している。一日中座っていると、立ち上がれなくなったりするらしい。それも大変そうである。意外に多い病気のようだ。

 

☆   ☆   ☆

夫の従兄弟にあたるKさんという男性(48才)も、神奈川から駆け付けてくれた。

夫の父の弟の息子。新婚時代に一度泊まりがけでお邪魔したことがあるので、30年ぶりの再会である。

 

「実はうちの母、コロナが始まったばっかりの頃、脳梗塞で倒れて。大きな病院にしばらく入院していたんです。本当に真っ只中で、医療者の人達もマスクが入手困難で大変な時期でした。母は3ヵ月もの間、全ての記憶を失くして、父のことも僕のこともまったくわからなくなってしまったんです。」

 

Kさんは一人っ子。奥さんと可愛い三人の子供がいるが、実母の元へは一人で通っていたようだ。父母とも80才を過ぎているので、今後のことを考えると不安な様子。

 

「そんな状態の母でしたが、3ヵ月過ぎた頃から回復して。今では記憶も戻って、ほぼ普通に生活しています。経過観察に通院はしてますけどね。」

すごい!回復したんだ。

 

夫は2年くらい前にKさん宅を義兄と訪問したことがあった。子供たち三人が、とても可愛い良い子たちだったと言っていた。

「実は結婚して10年くらい子供が出来なかったんです。不妊治療も何もしてないのに妊娠して、それからはポンポンと出来て、気がつけば三人の子持ちになってました。」

へえ〜!そんなこともあるのね。

 

コロナ禍で旅行はもちろん、人との交流も非常に少なくなっている。

今回の義母のお葬式で、思いがけずいろんな人と交流出来て、お話が聞けて面白かった。