rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

就寝前の大地震

2月13日午後11時7分。福島県沖を震源地とする大きな地震があった。最大震度は震度6強

 

私の住む地域は震度5弱から5強くらいだったようだ。しかし、かなり強い揺れで怖かった。10年前の東日本大震災のようなことがまた?と、かなり焦った。

 

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 夫は一足先に寝室へ。私はお風呂から出て、そろそろ寝ようかなと思いつつ、ネットを見ていた。突然、ミシミシっと大きな横揺れが始まり家具が揺れた。スマホは「緊急地震速報です!大きな揺れにご注意ください。」と鳴り始めた。

 

食器棚の中でガシャーンと割れる音がした。かなり大きな横揺れが1分くらい続いただろうか。2階の寝室に居た夫も驚いて降りて来た。単身赴任生活が長かった夫は、東日本大震災を経験していないので、びっくりした様子。

 

すぐに長男と次男にLINEした。山梨に滞在中の長男も東京在住の次男も無事な様子。かなり広範囲で揺れたようだ。

 

スマホは使える。停電はしていない。水道も止まっていない。ガスは安全装置が働いて止まってしまったので、明日の朝、復旧作業をしよう。壊れたものは食器棚の中の湯呑み3個のみ。この程度で済んで良かった。家の外も混乱してる様子はなかった。

 

☆   ☆   ☆

翌朝。夫の兄妹や私の友人などからLINEが来てやりとりをしていたら、パート先の職場から電話があった。

すぐに出社しろってことかな?と電話に出ると、「安否確認の電話です。何事もなくて良かったです。」とのことだったが、10時過ぎにまた電話があり、「申し訳ないんですけど、少し早く出社してもらえませんか?」との事だったので、1時間早く駆け付けた。

 

なんと、店は開けられてなかった。復旧作業に時間が掛かり通常営業が出来ない状況らしい。特に2階の損傷が激しく、あちこちの社員さんが応援に駆け付けていた。

 

うちの職場の社員さんたちは、昨夜の地震の後からろくに寝ていないらしい。連絡を取り合ってすぐに集まり、夜中の2時過ぎまで片付けをしたものの、作業はなかなか進まず。いったん解散して朝7時半にまた集合。開店前の準備を始めたものの、営業出来るような状態にはならなかったそうだ。

 

店の中はガラスの破片が散乱していて、壊れたものがたくさんあったのだそうだ。

 

私が出社してから、「よし、店を開けるぞ。」となったものの、掃除しても掃除しても、あちこちからガラスの破片が出て来て、ヘトヘトになった。みんな疲れ切っていた。

 

「うちの店の社員の一人は、携帯に何度電話掛けても出てくれなかったんですよ。社員の○○さんは、夜中なのに駆け付けてくれたのに。パートさんでも、早め出社をお願いしたら断る人もいるし、かと思うと自分から電話してくれて、休みなのに手伝いに来てくれる人もいる。事情はいろいろあると思いますが、こんな時って人の情けがありがたいですね。」と、疲れた顔の社員さんがしみじみ語っていた。

 

まだまだ後始末には時間が掛かりそうだが、今回は就寝前の時間帯の地震ということもあり、この程度の被害で済んだのかも知れない。人が動く日中の時間帯だったら、津波が来るようなタイプの地震だったら、と思うと、ゾッとする。

 

10年前の大震災の余震、と聞いて、またびっくりである。

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