昨夜の「プロフェッショナル仕事の流儀」(NHK)は、カレーSP。二人のカレー職人さんが紹介されていた。
私は、王道カレーを作って38年の小美濃清さんに注目。穏やかで優しいお人柄が、そのまま表情に表れてる。まるで仏様みたいだ、と思った。
怒ったりすることはほとんどない、という。「まぁいいか、と思っちゃうんだよね。」と言っていた。
「もともとすごくのんびりした性格で。修行時代はのろまとか、手が遅いとか、散々怒られたよ。後輩からもしっかりしてください、と言われたり。」と笑っていた。
(画像お借りしました)
ダメな所もあって人間って面白い。
革製品修復職人、保科美幸さんの回も面白かった。
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入社当時は受付か事務をやっていたのに、いつの間にか革製品の修復業務にのめり込んでしまった、とか。幼児を育てながら奮闘するたくましい姿に圧倒された。
やりたいことが見つからなくて、自分の夢ってなに?とさまよっていたのに、いつの間にか夢中になっていたらしい。
今先生の元で勉強したくて、全国からたくさんの医師がやってくるのだそうだ。僻地医療なんて志す人が少なくて、医療過疎化は進むばかり、と聞いていたのでびっくりした。
今先生も、自分の苦手なことやダメな所を笑顔で語っていたなぁ。
私はNHKの「サラメシ」も大好きだ。
働く大人のお昼ご飯。こういう人はこういうお昼ご飯を食べているのか。と、ちょっと日常を覗き見する感覚。お正月頃にやっていた、「社長のサラメシSP」面白かったなぁ。
NHK金曜夜の「ドキュメント72時間」も時々見る。金券ショップにやってくる人たちや、バイクショップに集まる人たち、人気のたい焼きやさんにやってくる人たち、etc。
普通に生きる人たちにもドラマがあるんだなぁ。
年をとったらドラマよりドキュメンタリーが好きになってきた。自分でも意外な変化である。