rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

「妻のトリセツ」が売れてるらしい

「妻のトリセツ」という本が売れている、と日本テレビの「世界一受けたい授業」という番組で紹介されていた。

 

著者は黒川伊保子さん。私は以前、この著者の「夫婦脳」という本を購入したものの、最後まで読み切ることが出来なかった。

 

そもそも、「男性脳」「女性脳」という捉え方も、最近では偽科学だとかトンデモだと言われているのではなかったのか。夫婦間のいざこざの原因は全てこれ、みたいな断定的な切り口で、私は納得出来ない。

 

「妻を絶望させるセリフ」

  1. 今日何してたの?
  2. 言ってくれればやったのに
  3. おかず、これだけ?

とのことだが、これで本当に頭に来るものか?私なら全部普通に捉えることばかり。

 

そういう女性が多い、というのはわかる。

職場で聞くご主人への愚痴でも、「言わないと全然こちらの気持ちを察してくれない。」「結婚記念日(誕生日)なのに忘れていたのよ!」「帰るコールをしてくれない。」「喧嘩するたびに過去のことまで蒸し返すな、と言われるの。」「嫉妬深い、俺のことを全然信用してない、って言われる。」「私の具合が悪い時に心配して気遣ってくれない。」「気の利いたプレゼントをしてくれない。」などなどは良く聞くことではある。

 

しかし、男の子二人育てた経験からして、男性にそこまで何もかも期待するのは無理だよなー、と簡単に想像出来るし、そこまで腹を立てるほどのことか?とも思う。

 

前もって言えばいいのだ。言わなきゃわからない。「察してほしい」は無理である。

 

「結婚したばかりの頃はネックレスをプレゼントしてくれたのよ。気に入ってずっと付けてるのに、新しいのは買ってくれないの。」と言ってる人に、「私は欲しいものは自分で買うわよ。」と言った人がいた。私もそれでいいと思う。

 

「女性は悩みに共感して欲しいのだ」というのも定説のようになっているが、私ならちゃんと解決に向かって話し合いたいと思う。

 

女性の社会進出が叫ばれてるのに、「女性なんてこんな程度」と言われてるようで悲しくなる。そうじゃない人もたくさんいるのになぁ。

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