rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

お客様から元気をもらった

数日前の閉店近い時間帯。若い女性がレジにやってきて、「これ、すごく安いけどどうして?」と聞いてきた。

「在庫が増えすぎたのでお買い得品コーナーを作ったんですよ。でも何も問題ないです。探せば可愛いのがたくさん見つかると思いますよ。」と答えると、「えーっ、嬉しい!ここのお店に来て良かった!ラッキー♪今日は良い日だ♪」と、にこにこと喜んで帰って行った。

その様子にこちらまで元気をもらった感じ。よし、明日からまた頑張ろう!と思った。ポジティブな感情は伝染する。

単なる世間話でも、同調して聞いてると心が重くなることはよくある。本当に気の毒で、なんとかしてあげたい!と思っても、しょせんは他人の人生。その人自身が改善するしかないのだ。

パート仲間Oさんは、1人の社員さんからの当たりがキツイことに悩んでいた。「私ばっかり注意される。その言い方がやたらとキツイ。」「私は仕事が出来ない人だと思い込んでいる。」「少し喋っただけでも、お喋りしないで!と注意される。」などなど。最近特にぼやきが多かった。

二十代男性Nさんは、そんなOさんを見るに見かねて、上司との面談の際に、「あまりにも目に余るものがあります。職場がこんな風なのは嫌なんです。なんとか改善してもらえないでしょうか?」と言ってみた。

しかし、職場の面談でこんな話をしてもいいものかどうか、事前にパート仲間Cさん(二十代男性)にも相談したらしい。Cさんは、「それはぜひ言うべきだよ。」と背中を押してくれたとのこと。

Oさん、Cさんともにうちの息子たちと同年代である。そういえば、校内暴力やいじめ問題も比較的おさまったくらいの世代だった。そういう世代の人たちは、こういう問題に敏感に対処するのだな、と思った。

内容はすぐに店長に伝わり、店長から社員さんたちに注意が促されたらしく、Oさんを取り巻く環境も変わって行った。「相手の成長を願って注意することと、ただキツく当たるのとは違うよね。」ということである。

人間関係は難しいことが多いが、ちょっとした匙加減で雰囲気ががらりと変わることも多い。私も元気を与えられる人になれるように、これからも頑張っていこう。