rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

心配事に惑わされない

空き家になった実家の売買契約を前にして、すっかり憂鬱な気分に取り憑かれてしまっていた私。片付け業者からのダメ出し。遺影、写真、アルバムをどうにかして自分で片付けないと。どうしよう。。。

今日になって、ふと考えた。空き家になった実家の買い手が見つかったのは、大変喜ばしい出来事のはずなのに、なにを一人で思い悩んでいるんだろう、と。

父が亡くなって2年という短期間で売れて、しかも、まだまだ大量に残ってる家財道具もそのままで。それを考えれば、遺影、写真、アルバムなんて大したことないではないか。

ここを喜ばないでどうする?という気分になった。

空き家の売却に心を悩ませる人は多い。実家が遠方であればなおのことだし、簡単に売却出来ない事情に直面することもあるらしい。

不動産屋を変えてすぐに買い手が見つかり、年内に契約という運びになり、ラッキー♪という他ないのに。私という人間は、ついつい目先の心配事に惑わされてしまうんだなぁ、と反省した。なるようにしかならないのに。

写真やアルバムの処分については、当日、買主さんや不動産屋と相談して決めようと思う。相手があることなので、私一人があれこれ考えても始まらない。

片付け業者が持って行かなかったものは、着払いで送ってもらうか、春になってから取りに行くか(雪深い地域なので)させてもらおう。

パート先の店長には「でもさぁ、実家が売れるのって、寂しくない?自分の心の拠り所がなくなっちゃう、みたいな。喜ばしいことなんだけど、なんか微妙だよね。」と言われた。

からしてみると、「あーっ、もう片付けたり修理したりしに通わなくてもよくなるんだー。いやー、良かった、良かった。肩の荷がドドーっと降りたわ。」という気分。父は亡くなる前に、実家の処分のことをとても気にかけていたので、亡くなってからの親孝行でもある。

思い出は心の中にたっぷりあるから。家という物体は手放しても大丈夫なのだ。

いよいよ目前に迫ってきた。喜ばしい気持ちで行ってこようと思う。