rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

胆のう結石症・入院から手術まで

・7月14日(金)
近所のクリニックから紹介状を持たされて来院し、そのまま即入院となってしまった私。造影剤CT検査に行くのも痛みがあって辛いので、人生初の車椅子を経験した。

24時間点滴。そして絶食。肝臓の血液検査数値がかなり悪いので、水分以外は禁止。夫に連絡するとびっくりして、翌日の午前中に来てくれた。もともと三連休で、単身赴任先から帰宅する予定になっていたので助かった。パート先の店長にも連絡し、仕事はしばらく休ませてもらうことにした。

・7月15日(土)〜17日(月)
海の日で三連休。
大きな病院の土日祝日は、しっかりした検査が出来ないようで血液検査のみ。二日間絶食で肝臓のお薬も点滴と一緒に投与され、数値は徐々に回復傾向になったものの、そう簡単には良くならなかった。その後、流動食になったが、形のない液体状(泣)。(これが手術前日まで続いた。)

夫と2人、主治医の説明を受けた。
「今回はまず肝機能障害を治しましょう。連休中ということもあり、肝炎などの検査は休みが明けてからになります。他の可能性がなく、胆石が原因ということになれば、手術になりますが、今回すぐに手術というよりは、一旦退院して手術日を決めて、ということになるかと思います。」
と主治医。すると夫が
「いや、それでは困ります。私は東京に単身赴任しているので、普段は家内は一人です。一人の時にいつまたあの痛みが襲ってくるかも知れない。胆石が原因と分かっているなら、なるべく早く手術をお願いしたいです。」
と言ってくれた。

その後主治医は、夫のいる東京で手術を受けるという選択支についても、胆石治療で有名な病院への紹介も可能など、いろいろ提案してくれた。しかし、この段階ではまだ何も決まらず。夫は東京に帰って行った。

この日、シャワー浴。
普通にシャンプーして体を洗うだけなのに、手を動かすだけでみぞおち辺りから右肋骨、背中の方まで痛くて痛くて。痛みのせいで体力も消耗気味。横になったらおさまった。

・7月18日(火)
朝の回診で主治医から、「木曜日に手術の空きがあるのでどうですか?」と突然言われて(えっ、明後日?)とビックリ。夫に連絡すると、「それはいい!ぜひお願いしよう。これから年次有給休暇を取るよ。金曜日もお願いして何とか休みをもらうから。」とすぐに動いてくれた。

主治医に「木曜日の手術で、ぜひお願いします。」と伝えると、「手術の空きってなかなかないので、すごくラッキーなんですよ。」とニッコリ。「胆のう結石で間違いなさそうですね。」とのことで、この日は一日がかりで術前検査。

腹部超音波検査。専門の技師さんが丁寧に調べてくれた。エコーを当てる方向を変えてみたり、体勢を変えてみたり。新人さんに教えながら、胆のうや胆管、肝臓を診てくれた。「ほら、ここが胆管だ。こうすると見えるだろ?よし、胆管には石はなさそうだな。」と言っていた。

呼吸器、肺活量の検査、心電図、造影剤を使って胆のうのCT検査、レントゲン。

夜には主治医から手術についての説明があった。
「腹腔鏡下胆のう摘出術」とのこと。臍部と他3ヵ所に穴をあけて腹腔鏡を挿入して、胆のうを摘出するとのこと。

一気に目標が決まっちゃって、ビックリの一日。

・7月19日(水)
手術前日。オペ室看護師さんより手術の説明あり。「身に着けてるものは全部取らないといけないんですよ。電気メスとか使うので、指輪も全部外してくださいね。もしダメな時は病棟の看護師に言って、何としても外してください。」と言われ、大慌て。指の節が太くなって結婚指輪が抜けないのだ!!

以前、指のこわばりで整形外科を受診した時は、どうしても抜くことが出来なくて、着けたままでレントゲン撮影をした。(指のこわばりは一時的なものだったらしく、今は何ともない。ホルモン治療の影響だったのかな?)

しばらく格闘したのち、ハンドクリームを付けてくるくる回すという作戦を思い立ち、見事成功。ホッとした。

レントゲン撮影。歯科で口腔ケア。麻酔科の先生よりお話あり。

LINEであちこちに連絡したためか、消灯時間になっても着信があった。「明日、いよいよ手術だね。頑張って!」ありがとう。でも、消灯時間だよ〜。明日、朝一番の手術なので、夜のうちに移動していた夫からは、「回覧板回って来てるけど、どこのうちに持っていけばいいんだ?」と連絡も来て。消灯時間になってもバタバタ。