rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

三菱・温水ルームヒーター壊れる

一年で一番寒い季節。こんな時に限って暖房が故障して役に立たないという・・・。

正確には三菱の温水ルームヒーターの室外機が故障したのだ。

我が家の暖房は、一階の居間は三菱のFF式石油ストーブ。こちらは至って快調。暖かい!

二階の三部屋には一台ずつ、温水ルームヒーターの室内機(ファン付コンベクター)。屋外に設置した室外機で温められた温水(循環液)を、温水コンセントを通して室内機に循環させ、温風を吹き出す仕組みになっている。

家を建てた時に工事も一緒にやってもらったので、丸16年使って来たことになる。今まで故障することなく使えて来たのだから、なかなかの耐久性とも言える。

思えば昨年から次男が「全然あったかくないよ!」と言っていたのを、だましだまし使っていたのだ。今年、最大の寒波が来た時も全然暖まらなかった。インフルエンザに罹って寝込んだ時も、あまりの寒さに夜中も付けっ放しにしてみたり。

温風強めにしても、「プスッ、プスッ」と弱弱しくなり、「冷たい風しか出てこないよ!」と次男もあきれ顔。スィッチ押しても「燃焼」マークもつかなくなり、温水プラグを引っこ抜いてみたら、循環液と一緒にススの塊みたいな黒いものも出てきてビックリ。

室外機(油だき温水ボイラ)を見てみたら、表示窓はススで真っ黒になってて、エラーコードも何も見えない。

ネットで調べると、温水ルームヒーターを自分で修理した人や、循環液の交換をした人など、いろいろ出てくるものの、シロウトの私には難しい。

おまけに「三菱は温水ルームヒーターの市場から撤退している。もう修理部品の取り寄せも難しい」という情報まで!うーん、どうしたら良いものか。まずは、三菱の修理窓口へ電話してみた。

「そちらの製品は2005年に生産終了しております。もう11年経過してますので、保有期間も過ぎて、修理部品があるかどうかわかりません。ない場合はあるもので何とかするしかありませんが、それも出来ない場合がございます。」
「出張料金はいただきますので、見積もりキャンセルの場合でも、3台分として・・・最低でも7700円プラス消費税がかかりますが、どうされますか?」

何とも、やる気なさそうな返事だった。後継機種もないので、修理不能となった場合、どうしようもない。

「ちなみにお伺いしますが、三菱さんは他のメーカーとの互換性がないというのは本当ですか?」と聞いたら、「そうです。互換性はありません。」という返事だった。ガーン。というわけで、修理依頼はキャンセル。

ネットで地元の修理業者(いろいろなメーカーの修理可能)を探し出して、今日見に来てもらった。
循環ポンプがダメになってて、それが原因とのこと。もうこの部品は入手困難。燃焼したいけど燃焼できない状態で、あちこち錆も出ている様子。修理より買い替えを勧められた。

富士通ゼネラルホットマンか、長府なら、室外機を取り換えて使えそう、とのこと。富士通も温水ルームヒーターは昨年で生産終了しているとのことで、長府の室外機を勧められた。

メーカーが変わると、配管が違うので部材が必要になったり、循環液もメーカーごとにまったく違うものになるのだそうだ。それなりに金額も掛かる。

こういうことって、家を建てた頃にはまったく予想もしてなかった現実。あちこちのメンテナンスが必要になるものの、生産終了とか修理不能とか。あの頃は温水ルームヒーターが推奨されていたのに。

わからないことっていろいろあるものである。

☆【追記】1/26☆

地元の業者さんのすすめでCHOFUの室外機を設置する線で話を進めていたところ、「通信エラーが出る機種みたいなので、一旦保留にさせてください。」と連絡があり、今日また連絡をいただいた。

三菱の温水ルームヒーター、室内機3台はMKR-58Eという型番なのだが、このシリーズは通信エラーが出て、他のメーカーの室外機はまったく使えない、とのこと。

信号線でつながっているので、室外機だけ変えても通信エラーが出て使えない。室内のコンセントも使えない。使えるのは配管のみ。三菱は複雑なつくりになっているので、NGなのだそう。

なるほど、三菱の修理窓口のひとが「他のメーカーとの互換性はまったくないです。」と言ってたわけだ。

配管のみ残して、室外機と室内機3台すべてを他メーカーのものと取り替えるしかない、ということだ。これはなかなかの出費である。

16年前の新築時は、ハウスメーカーのすすめで工事一式30万円くらいでやってもらったような記憶がある。しかし、今回は室外機の見積もりのみで工事込み25万円ほど。これに室内機もけっこうな値段でプラスされるとなると。orz

「今が一番寒い時期ですから、もう少しの間を何とか凌いで、次のシーズンにご検討されても良いかもしれませんね。」と修理業者さん。そうだよなぁ、ファンヒーターで凌いでもいいかも。

温水ルームヒーター、故障すればただのゴミ。メーカーが市場から撤退するということは、そういうことなのだ。需要がなかったということ。

なかなかの難問題である。