昨日、実家近くの土地家屋調査士さんから書類が届いた。
「依頼されておりました建物表題登記、保存登記が完了したのでお送りいたします。」
依頼して1ヵ月あまり。何の音沙汰もなかったので、大丈夫かなと思っていたが、めでたく終了。良かった。
建物表題登記は8万円ほど、保存登記は3万円ほど。それぞれ、土地家屋調査士さんと司法書士さんに支払う。「未登記建物だ、どうしよう〜。」という悩みから開放されるのでホッとした。これで実家を買いたいという人が現れても、ちゃんと対応出来る。
実は6月初め、不動産屋に「実家を見せて欲しい。」と連絡してきた方がいて案内したのだそう。迷っている様子だったので、不動産屋が「いくらくらいなら買いますか？」と聞いてみたら、いきなり販売価格のおよそ半額程度まで値切ってきたとのことで。「こういう価格なら買ってもいい、と言われてるんですが、どうですか？」と私に聞いてきた。
売りに出したばかりで、書類も出来てホヤホヤ状態なのに、いきなり値切ってきて半額・・・。中古物件は値切られるのが常識とはいうものの、いきなりだと足元を見られている感じがして納得できなかった。
愛着のある実家なのに、安く買い叩かれるなんて、気分の良いものではない。そういうお客様だと、この先もいろいろ言って来そうだな、と思ってお断りした。不動産屋には「売りに出したばっかりなので、いきなり半額近くまで値切られても困ります。そんなに大急ぎで売却したいわけではないし、実家の片付けもまだまだ終わらないですし。そこまでは値段を下げたくないです。」とお話した。
相手の出方を見て徐々に言ってくれるなら交渉の余地もあると思うんだけど。
本当に気に入って、大事に使ってくれそうな買主さんだと良いな、と思う。そうでないと、父がかわいそうだと思うのだ。
