父が亡くなって5ヵ月が過ぎた。冬の間は空き家になった実家に行くことも出来なかった。ようやく活動再開。ゴールデンウィークに休みをもらったので、夫と2人で片付けに行くことになった。
車の移動だけで休憩込みで約5時間掛かる距離なので大変だ。初日は移動のみで二日目は一日がかりで片付けて、三日目には不用品や粗大ごみの処分業者に来てもらうことにした。
うちの実家のようなど田舎でも、便利屋さんやらトラック回収便やらいろいろあるようだが、問題は料金である。あの広くて収納タップリの家を片付けようと思ったら、いったいいくら掛かるんだろう？
いろいろ調べてみたら、「市の環境衛生課のような所に問い合わせて、ごみ処理の許可業者を紹介してもらったら、料金もリーズナブルで対応も良かった」と書かれたブログを発見。なるほど〜と見習って、実家の市役所に電話してみた。
すると実家の近くの業者を2件紹介してくれて、しかもその片方は聞き覚えのある業者だった！一昨年、亡くなった弟のゴミ部屋を片付けた時、大量の不用品回収をお願いし、昨年は父がホスピスに入院する直前にかなりの不用品を処分した時にお願いした、あの業者だった。父が元気だった頃にも2回ほど来てもらったことがあったらしい。
さっそく電話してお願いした。6日だったらまだ予定は入っていないとのこと。今回は4トンダンプ1台に積めるだけ持って行ってもらうことにした。料金設定はかなりリーズナブルだった。今後も何回かお願いすることになるだろう。
実家のことはよく覚えていてくれて、「えっ、◯◯さん、亡くなられたんですか？あんなにお元気そうだったのに。」とびっくりしていた。10月、ホスピス入院直前、この業者さんに来てもらった時、私も父と一緒に居たので顔は合わせている。そういう業者さんにお願いするとなると、安心感があってほっとした。
さてさて。家を売るとなると不動産屋さん。実家近く(車で30分)の不動産屋さん3軒に電話してみた。
1軒目、「今年の2月に夫が亡くなったので、仲介業務は出来なくなったんですよ。他を当たってくださいね。」2軒目、「ゴールデンウィーク中はお休みいただいてるんですよ。もう予定が入ってるので。申し訳ありませんが。またの機会にぜひ。」ガックリ。しかし、ここが丁寧に必要書類などの説明をしてくれた。土地の所有権移転登記は終わっているが建物は未登記、という話をしたら、「家を売るとなったら登記はしていた方が良いですよ。大体20万位は掛かると思いますが。」と教えてくれた。
3軒目の不動産屋さんとようやく話がまとまり、6日の午前中にこちらから出向くことになった。ゴールデンウィーク中はやはり休みで、6日の午前中しか時間が取れないとのこと。実家を見に来てもらえるのかな？と思っていたら、最初はまず不動産屋の方でお話を、ということらしい。固定資産税の納付書の最新年度のものと、身分証明書を持ってくるように、とのことだった。なかなか丁寧で好感の持てる対応だった。
そんなわけで6日は大忙しだ。大丈夫かな？という不安もよぎる。夫と二人で頑張って片付けるしかないのだが、実家から遠く離れて住んでるうえに、夫は東京に単身赴任中なので、そちらにも戻らないといけないわけで。
あまりにも全部一気に片付けてしまうと、今後行った時に生活出来ないとまた不便だし。なかなか難しい問題だ。
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「なんかオレ、◯◯家の婿みたいだな。」と夫がぼやくので、私も結構気を使って先日の土曜日、夫の単身赴任先に行って来た。新幹線使って一時間半くらいで行けるが、仕事の休みはもらえず、日曜日の午前中に移動して午後からは仕事、というハードスケジュールだった。
新幹線を降りてから電車に乗換えて、そのタイミングで夫からスマホに電話、メール、ラインもあったのに、「後で座ってからゆっくり見よう。」とモタモタしていた私。「なんで出ないんだー！！」とものすごく怒られた。
新宿で長男と彼女さんと待ち合わせて昼食、ということになっていた。私は夫は先に行って待ってるものと思い込んでいた。夫は、私と同じ電車で移動して、一緒に行くつもりだったらしい。私がどこに乗ってるか必死に探していたのに、スマホを見てないようなので、怒り心頭！になったらしい。
全面的に私が悪いわ〜。スマホを失くしたら、落としたら、と心配のあまりバッグにしまってるのがいけないのよね。
気を使ってハードスケジュールでも頑張ったのに、怒られまくってトホホな旅になってしまった。気をつけなくちゃ。
