単身赴任中の夫がいる札幌に行って来た。
お昼前に札幌に到着し、まずはJRタワー内で昼食。ビールで乾杯！去年と同じ店で「ラーメンサラダ」と「鉄板焼きジンギスカン」をいただいた。札幌は何でもおいしい！
「今年もサイクリングするから。」という夫のためにスニーカーを履いてきた私。「豊平川の河川敷にサイクリングコースがあるんだ。ジョギングしてる人も自転車に乗ってる人も多いよ。ここを一周しよう。」と夫。
しかし、北海道のスケールの大きさって信じられない。帯広の公園の面積の広さも規格外だが、札幌の河川敷の広さもまた規格外。いくら走っても終わらない。慣れないサイクリングでヘトヘト〜。「ごめん、ごめん。結構な距離なんだよ。地図で見たらビックリするから。」なんですって！本当にびっくりした。
1時間ほども走り、太ももはパンパン。真駒内公園まで行ったら、花火大会が夜にあるらしく、浴衣姿の可愛い女性がたくさんいた。花火より居酒屋！というわけで来た道を戻って行った。疲れた後のビールと食事は格別だった。
途中に咲いてたれんげ草。
☆ ☆ ☆
翌日は早朝からレンタカーを借りて積丹(しゃこたん)半島へ。
「積丹といえばウニ。ウニと言えば積丹なんだよ。積丹でウニ丼を食べよう！！」と夫、大ハリキリ。
札幌から高速道路経由で1時間20分ほど。小樽よりもう少し上。まずは“日本の渚百選”にも選定されている島武意(しまむい)海岸へ。
お天気が最高で、海の色もとてもキレイ。
駐車場に車を停めて灯台みたいな所をめざして歩いてみたが、急な坂道でキツイ〜。フーフーいいながら上からの景色を堪能した。
少し戻った所に真っ暗なトンネルがあった(島武意トンネル)。163cmの私がギリギリ通れるくらいの高さで、人が2人ようやくすれ違えるくらいの幅の、小さな長ーいトンネルである。ひんやりしていて汗だくの体に気持ちいい。このトンネルを通り抜けたら、びっくりするくらいの絶景が広がっていて、観光客がたくさんいた。
「下の海岸の所まで降りられるみたいだよ。降りてみよう！」と夫が言うので、しぶしぶ付き合うことに。これがねー、岩で出来た階段で実に長くて長くて。戻る時は登リなので、死にそうに辛かったわ〜。湯上がりのタコ状態。化粧は全て汗で流れて、「何かのトレーニング？はたまた訓練？」と思ったわ。
でも、本当にキレイな海だった。岩も透けて見えるくらい透明度が高く、ゴミも全然なくて本当に自然のまま。波の音も心地よくて心が洗われるようだった。
この海の色、“積丹(しゃこたん)ブルー”というらしい。ややグリーンがかった水色に近いブルー。カラリと晴れ上がった空のブルーとの見事な調和である。
トレーニング？のあとはおいしい食事。駐車場のレストハウス“鱗晃(りんこう)”さんで待ちに待ったウニ丼をいただいた。絶品！！
夫は生ウニ丼大盛り、私は赤ウニ丼(画像手前)、どちらも2900円。赤ウニというのはバフンウニ(馬糞ウニ)のことらしい。こちらの方が高級品なのに、名前がイケてないので赤ウニと呼ぶようになったとか。美味しかった！！私史上最高のウニ！これを食べたらスーパーで売ってるウニなんて食べられない。全然、薬品臭さがない。口に入れた瞬間、トロけた♪
この旅行中は糖質制限もすっかり忘れて夢中で食べまくってしまった。
