rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維

糖質制限カーボカウントをいろいろ調べて、調子に乗って「おからヨーグルト蒸しケーキ」を作って食べたり、糖質0g麺を食べたりしていた。

すると、いつもはお腹の調子は絶好調なのに、なぜか絶不調になってしまった。これはつまり食物繊維のとり過ぎということか?体質的なものなのだと思うが、もしかしてそんな人もいるのかも?と備忘録として書いておくことにした。

「おからヨーグルト蒸しケーキ」は、極細粒のおからパウダー50gとヨーグルト170g、パルスィート、ベーキングパウダー、バニラオイル、卵などで作ったもの。家にあるもので作れて手軽で簡単だったが、私のお腹には効きすぎたようだ。調子に乗って食べ過ぎた。

糖質0g麺も、食物繊維は10.6g含まれている。「レタス三個分の食物繊維」とのこと。こんにゃくとおからが原材料なのだ。女性が一日に取るべき食物繊維量は20gくらいだったはずなので、これ以外に野菜のおかずもたくさん食べていたら、それはとり過ぎになってもおかしくない。

食物繊維には「水溶性食物繊維」と「非水溶性食物繊維(不溶性食物繊維)」があり、それぞれに働きに違いがある。


★水溶性食物繊維
植物の細胞内にある貯蔵物質や分泌物で、水に溶け、食品の水分を抱き込んでゲル化(ゼリーのような状態)します。このため、人体に好ましくない物質の吸収を妨げ、便として排出させるなどします。

★非水溶性食物繊維
植物の細胞壁の構造物質が中心となっていて、水に溶けず、水分を吸収して膨れます(イメージとしてはふえるわかめちゃん)。このため、腸壁を刺激して腸の蠕動運動を盛んにし、食物の残りかすなどを速やかに体外に排出してくれます。

※要するに、便の体積(量)を増やしたい、または腸を動かしたいなら「非水溶性繊維」を、便を軟らかく(ゼリー状に)したいと思ったら「水溶性食物繊維」を摂る必要があるということですね。
では具体的に、どんな人がどっちの繊維を意識して摂るべきなのでしょうか?


・「腸が動かない(弛緩性)タイプの便秘」の場合
便の回数が少ない・お腹があまり動かない(ごろごろ言わない)・年をとってからの便秘(蠕動運動する回数が減った)の人は、「非水溶性食物繊維」をたくさん摂ると、便の体積が増え、腸が刺激されて動きやすくなります。


・「腸が変な動きをする(痙攣性)タイプの便秘」の場合
おなかはごろごろいっているのに便がおりてこない。いつもコロコロ便・便秘と下痢を交互にする。
環境の変化(思春期、進学・就職、結婚など)が便秘のきっかけになったというタイプの人は「水溶性食物繊維」を多く摂りましょう。
※このタイプの人が「非水溶性食物繊維」を多く摂ると、腸が刺激されすぎて、かえって腸管の大きな運動(蠕動運動)がおこりにくくなり、コロコロ便が促進されることがあります。。

いいおしりにはいい排便 松島ランドマーククリニック さんのサイトより引用させていただきました。

便秘ではないけれど、私の場合は痙攣性タイプなのかな、と思う。腸壁がすごく刺激されてて痛かったし。ゴロゴロしていたし。

ということは、小麦ファイバーなどもほとんど全部が食物繊維なので、食べ過ぎないように気を付けないと、健康になりたいと思いつつ、つらい状態を味わってしまうことにもなりかねない。

昨日と今日の朝、トイレに何度も通って辛かったのだ。過ぎたるは及ばざるが如し。やり過ぎはダメだな。