rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

健康診断・糖代謝で引っかかる!

7月1日の健康診断の結果が届いた。
ふむふむ、問題ないかな?と見て行ったら、「血液脂質にわずかに異常が見られますが、特に心配いりません。」あら?「糖代謝に異常が見られますので、6ヶ月後に経過観察を受けて下さい。」ええーっ!!なんで?

ユルユル糖質制限をやっていたのに、どうして糖代謝で引っかかるの〜(泣)、と思ったが、前回三年前もBランクでマークが付いていたから、やはりその気はあったのだろう。まったく気にせずにいたら、きっともっとひどい数値になっていたのかも知れない。しかし、6ヶ月後にまた診察を受けなければいけないとは・・・。

コレステロール 201      (正常140〜199)
HDL(善玉)コレステロール 78   (正常40〜99)
LDL(悪玉)コレステロール 107   (正常60〜119)
中性脂肪 49           (正常30〜149)

代謝
血糖 104 (正常70〜99)
HbA1c 6.3 (正常0.1〜5.5) → これはマズイ

近藤誠氏によると、「コレステロールは細胞膜を作り、各種ホルモンを作る、命の維持に欠かせない部分。そのコレステロールが減ると、がんだけではなく、脳出血感染症うつ病などによる死亡が増える一因になる。がんでいうと、がんの成長スピードにはまず、がん細胞自身の強さが関係し、もうひとつ、宿主(患者自身)の体の抵抗力、つまり正常組織の丈夫さも大きく関係する。」「コレステロールが減ると細胞膜がもろくなり、正常細胞の集合体である正常組織も弱くなって、がん細胞の増大・侵入を許してしまう。」とのこと。「日本人の場合はメタボに差し掛かる程度の小太りが一番長生き、コレステロールが高いほど長生き。」なのだそうだ。

それにしても気掛かりなのはHbA1c 6.3 というところ。三年前は5.2だった。閉経の影響もあるのかな。
糖質制限なんて言っても、最近は甘いお菓子も気にせず食べていたし。もうちょっと、気を付けた方が良いようだ。調べれば調べるほど、がんと糖尿病というのも関連がありそうなので。ここはちょっとキッチリ見直す必要がありそうだ。

HbA1c(ヘモグロビン エィワンシー)について調べてみた。

HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)とは

高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は体内の蛋白と結合します。この際、赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)とブドウ糖が結合したものがグリコヘモグロビンです。このグリコヘモグロビンには何種類かあり、糖尿病と密接な関係を有するものが、HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)です。

ヘモグロビンは赤血球の中に大量に存在する蛋白で、身体の隅々まで酸素を運搬する役割を担っております。赤血球の寿命はおよそ120日(4ヶ月)といわれています。赤血球はこの間ずっと体内を巡って、血管内のブドウ糖と少しずつ結びつきます。高血糖すなわち余っている糖が多ければ多いほど結びつきが増えグリコヘモグロビン(HbA1c)も多くなるわけです。したがって血液中のHbA1c値は、赤血球の寿命の半分くらいにあたる時期の血糖値の平均を反映します。すなわち外来で血液検査をすると、その日から1〜2ヶ月前の血糖の状態を推定できることになります。
正常値は、4.3~5.8%で、6.1%以上であればほぼ糖尿病型と判断して良いことになっています。

HbA1c(ヘモグロビン・エイワンシー)が変わります!
日本糖尿病学会では、2012年4月1日よりHbA1cの表記を日常の診療において国際標準値(NGSP値)を使用することの決めました。したがって、これまで使用していた数値(JDS値)よりおよそ0.4%高くなります。

したがって、糖尿病の診断基準や血糖管理の指標や評価も、それぞれ+0.4%シフトして考える必要があります。
○新しいHbA1c値(NGSP値)が6.5%以上の場合、糖尿病型と判定し、糖尿病が強く疑われます。

内海内科さんHP 糖尿病教室より引用させていただきました。
「1〜2ヶ月前の血糖の状態(平均値)を推定できる」とのことで、空腹時血糖値のように少し前に飲食したものや状況にはあまり左右されないらしい。

他にもいろいろ調べていたら、「血糖値が高いと癌の確率は1.3倍に上昇」と書かれているものも発見した。やっぱり関係あるのね。