「ドライフラワーのリースとかって、どのくらい持つのかしら?」とたまに聞かれることがある。
「直射日光が当たらない風通しの良い所なら、3ヵ月から半年くらい。」と一般には言われているらしいが、果たしてどうなのだろう?
だんだん色が抜けて色褪せてセピア色に変わっても、それはそれでまた良い、とナチュラル感を楽しむ人もいるようだ。
参考までに家に残っている作品で検証(?)してみよう。
2012年9月19日。アジサイのリース。
現在の状態。↓4ヵ月経過。
自宅で採取したアジサイを自然乾燥させたためか、色の抜けがひどい。画面で見るより劣化してる。
2012年8月30日。秋色アジサイと千日紅のリース。
現在の状態。↓4ヵ月経過。
2008年11月。シダーローズと木の実のリース。白い花はアートフラワー。
現在の状態。↓全く劣化していない。
2009年3月。ブリキの花車アレンジ。メインのバラ、白いカーネーション、薄い紫のアジサイはプリザーブドラワー。
現在の状態。↓画像で見るよりも色抜けがひどい。アジサイは薄い紫だったのに、ほとんど白くなった。
6年前?7年前?しまい込んでいた作品。クランベリーローズのプリザーブドのバラを使用。
現在の状態。↓これは劣化がひどい!もともとは横に置いてあるペッパーベリーのような色のバラだった。
色が抜けきってかなり汚くなってる。
フリザーブドフラワーは半永久的に美しいままを保てる、と言われているけれど、そうでもないという現実。
意外だったのは、花材を整理していて見つけた、プリザーブドのグリーンのアジサイ。
元々はもっと濃いグリーンだったが、色が少し抜けても全然使えるレベルにきれいだった。
これも、7年前くらいのものかな?直射日光の当たらない、湿度の低い場所にしまっておいたのが良かったのか。
アートフラワー、木の実などの作品はまったく変わりなくきれいなままだけど、年月と共に変化していく作品もまた趣があって良いのかも。