rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

アラフィフも悪くないな♪

私は12月で49才になる。

10〜20代の頃は49才なんて聞くと、ものすごいオバサンで年寄りだと思っていた。うちの親たちが49才の頃は、家庭内に大変な事情があって、苦労が耐えない時期だった。それを間近で見てきたのでそれなりに覚悟はしていた。

そして更年期。
「更年期で辛くて辛くて。」という話をいろいろ聞いていたので、かなり大変なのだろうと思っていた。イライラして精神的に不安定になり、体はあちこち不定愁訴を抱え、夜は不眠・・・。そんな時期がやってくるのだろうと思っていた。

それは乳がん手術後のホルモン治療で、“薬剤閉経”という形で突然やってきた。が、思ったより全然辛くない。関節痛がある程度である。私の場合、冷え性が軽くなり、お腹を壊しやすかったのもなぜか改善された。ホットフラッシュは最初あったが、今は気にならない程度である。

体は老化してあちこちガタが来る。夫(5才年上)も病気になり、今年は3回も入院した。しかし、単身赴任で離れ離れなのに、入院と聞いて駆けつけることが出来た!それもこれも、息子たち二人が成人した今だからである。6年前の入院時には行ってあげることが出来なかった。(中2と中3だった)

今年は6月に夫婦で北海道旅行にも行ったし、入院中の付き添いなどで、夫婦ふたりで過ごすことが多かった。若いころのラブラブ〜とは違うけれど、花も嵐も踏み越えて、何でも思い切り言い合える、相棒みたいな関係である。若い頃はケンカばっかりしていたのに、お互いに年をとって丸くなったのだろうか。

息子たち二人とも、第一志望だった大学に入り、やりたかったことを思い切りやれているからこそ、今があるんだろうな、と思う。

パートの仕事をして少しだけど収入もあり、社会とのつながりもあり、楽しい仲間にも恵まれ、休日には自分の趣味を楽しんだり、庭仕事をしたり。家のローンはまだまだあるけれど、ようやく目処がつくくらいにはなってきた。

意外に充実しているのである。

お互いの実家も、今の所落ち着いているからだと思う。姑は特養ホームに入っているが、兄夫婦が面倒を見てくれているし、私の父は至って元気で弟と二人で暮らしている。母は十年前に他界した。

これから先、親の介護があったり、親しい人たちとのお別れがあったり、無理難題も待ち構えているのかも知れないけれど。それらも、やってきたらしっかりと受け止めて行こうと思うのだ。ドンと来い、である。

そんなわけで。
アラフィフは意外と人生の黄金期、収穫期、なのかも・・・なんて思ってみたり。
自分の時間がドーンと増えたことは間違いない。