rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

EC4クール、最終投与〜無事終了

EC4クール目投与・1泊入院から帰ってきた。すがすがしい気分で、今の所、具合の悪いところもなし。

投与前の血液検査の結果。
白血球 6500 (前回2000) Neut 68.1 (前回54.1)
すばらしい!こんな数値は過去最高?

今回の病室は、11月の手術入院の時と同じ部屋で同じベッド!偶然とはいえ面白い。一回りして初心に戻った?しかも、4人全員が抗がん剤投与で1泊入院組み。私以外は術前投与の方だった。術前投与の方が増えてる印象を受ける。

1人の方は帰る準備をしながら、いろいろお話してくださった。
「私は、抗がん剤FECがよく効くタイプだったので、8クールやったの。その後、タキソテール4クール。副作用も軽かったしね。シコリは最初2.5cmあったのが、1.2cmまで小さくなったの。リンパには転移してないんだけどね。2cm超えると普通は転移するらしいよ。小さくしてリスクを少なくして、9月に手術の予定なの。」
とのこと。FECを8クール!!すごい、すご過ぎる。信じられなーい、と思った。

隣のベッドの方は再発だった。
「私は全摘だったの。全摘でリンパも何個か取ってるから、主治医は大丈夫だと思っていたみたい。3ヵ月に一度の診察の時も、反対側の乳房を丁寧にエコーで診ていて、術側にはあまり関心がなかった。ホルモンが良く効くタイプ、とのことで、術後はホルモン療法のみ。ゾラデックスの注射を1年くらい続けていたら、関節が痛くてこわばってひどくなっちゃって、そうしたら最初は2年の予定だったのを、『それじゃ、やめましょうかね。』と、1年でやめちゃった。」
「その後は何ともなかったんだけど、5年目の検診の前日、わき毛の処理をしていたら、術側のリンパのところにコロっとしたしこりを発見して。診てもらったら癌だったの。『普通、ウデの方のリンパには再発しないんだけどねぇ。リンパ浮腫にならないといいけどねぇ。』と、主治医に言われたわ。」
「やっぱり自分で気をつけて主治医に言わないと、安心しきっていると私みたいになるんだな、と。5年目の検診も無事にクリアできると思ってたのに。すごくショックだった。」

この方は初発が46才の時。もうすぐ51才。FECがあまり効かなくて腫瘍が小さくならないので、4クールのあと、タキソテールを3クールまで終えたところ。タキソテールに変えてからは、2ミリずつ小さくなっているのだそうだ。最初は、タキソテールの方が副作用がずっとラクだと感じたとのことだが、3クール目にどうにもならないくらいのだるさや息苦しさを感じて、大変だったとのこと。睡眠もうまくとれなくなり、辛かったらしい。

そんな話が伝わって、看護師さんが数人入れ替わり立ち替わりで話を聞きにきてくれて、緩和ケア担当の看護師さんもじっくり話を聞いてくれてるようだった。

丁寧な対応でいいなぁ〜、と思った。辛くて大変な時は、遠慮なく病棟に電話して話してくれれば、とのこと。安心出来る。聞いてもらえて情報を整理できるだけでも、大分気持ちがラクになると思う。

今や乳癌の手術というと、温存手術が7割くらいと言われているが、なぜか私の周りには全摘された方も多い。隣のベッドの方は、温存手術の2週間後に追加手術で全摘になったのだそうだ。
「しこりの周囲を大きめに取ったんだけど、病理検査の結果、取りきれていないということがわかったの。花火みたいに広がってる、と言われた。でも、他にも一週間後に追加手術した人を知ってるけど、その人は、くもの巣みたいに広がってる、と言われたんですって。」

今回の入院中もよく喋ったなぁ。今回の部屋の方たちは、最初からカーテン全オープンで部屋も明るかった。乳癌患者さんで、嫌な感じの方にはまだ会ったことがない。みなさんお元気で、多趣味な方が多い。いろいろな経験談を聞かせてもらえるが、ひとりひとり症例も治療法も違うので、面白い。

ナースさん「rosaさん、今回で抗がん剤終了ですね。おめでとうございます♪」
私「ありがとうございます♪これで、お刺身もビールも回転寿司もOKですね!」
ナースさん「あー、そうですね。その場合は、白血球が下がる、7日〜10日は避けてくださいね。どうしても、というなら、退院直後(今!)ならOKですよ。いつも白血球が下がってグラン注射されてたんですか。なら、注射のあとはポーンと上がるので、注射のあとなら一番確実ですね!!」
退院直後は微妙〜。う〜ん、あと2週間の我慢。よっしゃ!