rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

EC3クール、7日目・ようやく浮上

★EC3クール、投与から7日目。
今回は前回よりはラクだろう、と思っていたが、これがなかなか辛かった。まぁ、振り返ってみれば、前回よりは回復も早いし、下痢と腹痛と寒気で寝込んだりはしなかったので、ラクといえばラクだ。しかし、やはり抗がん剤抗がん剤だなぁ、と、改めて辛さを実感した。

今回はやたらと眠くて、夕食後、午後8時を過ぎるとうとうとしてることが多かった。なので、9時半には布団に入ってバタンキュー。抗がん剤EC(FECも)の辛さは、寝てやり過ごすのが一番かも。しんどくて何も出来ないし、頭も働かないし、寝るに限る。結構よく眠れた。

★投与から5日目。
仕事が休みでいいお天気だったので、庭の雑草取りに励んでしまった。(よせばいいのに貧乏性)体に浮腫みがあり、ちょっと動いても息が上がってハァハァするので、30分動いて横になり、また30分動いて横になり、と繰り返す。

ついでに、風呂場がカビにやられているのがどうにも気になり、カビキラーで撃退大掃除。ここでまた頑張ってしまった。

ダルくてしんどい!夜になるとぐったり。あぁ、具合が悪い。しんどくて辛くて何も出来ない。根性で夕食は作った。この日も午後9時半には就寝。寝る前に実家の父から電話があった。調子が悪い声を聞かせたくなくて電話をしていなかったのだが、心配してくれていた様子。心配掛けて申し訳ない。

★投与から6日目(昨日)。
苦しい1日だった。一番辛かった。体が鉛のように重くてしんどくて、でもシフトの人数が少ないので仕事は休めない。

主婦パート仲間で一番若手のMちゃんが私の体調を気遣ってくれて、「今日は私がrosaさんの分もバリバリ働きますから!」と、何かと手伝ってくれた。ありがたかった。このご恩はいつか返すわ。

心からの笑顔は無理だけど、仕事は何とかこなせた。長かった1日が終わりほっとするが、体力的には限界ぎりぎりな感じ。仕事を続けながらの治療なんて、ものすごく無謀なことだったんじゃないか、こんなひどい状態でこれからもやって行かないといけないのじゃないか、等々、悲しい気分に陥ってしまう。(そんなことはないのだ。7日目には浮上したのだし。)

どうしても、抗がん剤治療中、一番辛い時期にはそんな考えに支配されそうになり、涙してしまう。今回はそうならないように、冷静に対処しようと思っていたのにダメだった。

私は6日目あたりが一番辛く感じられる。投与後4日目までは、吐き気を抑える薬・イメンドやデカドロンを服用するが、それがなくなって(効果がなくなって)、気持ち悪さや胃のムカムカ感、味覚障害などが出てくるようだ。しんどくてしんどくて動くのも辛い。何ともいえない倦怠感。抗がん剤によるダメージで体が弱ってしまい、心も弱くなる。ひたすら耐えて、時が過ぎるのを待つしかない。

★投与から7日目(今日)。
私の場合、「7日目の朝、浮腫みが取れる」というパターンは変わらなかった。何もしなくても、体重が1kg〜1.5kg減り、大分ラクになる。しんどくなくなるので動けるし、頭もすっきりするし、自然と笑顔も出る。味覚障害も大分落ち着いて、食欲も出てくる。ほっとする。今回良かったのは、よく眠れたこと。睡眠をたっぷり取れたので回復が早かったのかも知れない。

抗がん剤投与後に便秘で苦しむ人は多いようだ。私は投与の翌日は出ないが、それ以外は毎日お通じはある。処方された酸化マグネシウムも飲んでいたが、前回は突然の腹痛・下痢で苦しんだので、いつまで飲めばいいんだろう、と、頃合を考えるのが難しかった。

今回は5日目くらいまで飲んだ。抗がん剤後、腸の働きが悪くなるのか、イマイチすっきりしない感じがあって、今朝はそれが何とか排泄されたような感じがした。下痢にもならず腹痛というほどでもなく、何とかやれやれである。

ようやく自分の体が戻ってきた〜。やはり、抗がん剤は大変である。頑張り過ぎずに早く寝て、時が過ぎるのを待つのが得策のようだ。