rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

あれが余震!!怖かったー。

昨夜、ブログのコメント欄でLucyさんから教えていただいた、NHK教育テレビ22時25分からの「グラン・ジュテ」という番組を見た。

見ている途中で夫から電話。「うちの兄貴が、抗がん剤で脱毛する人用のウィッグを販売してる人のことをNHKでやるらしい、ってメールしてきた。」とのこと。「そうそう、それを今見てたのよ。」と私。興味シンシンで拝見した。

その後お風呂に入り、出てからLucyさんとBunさんにコメントの返事を書いていた、その時だった。

いきなりのものすごい横揺れ。なに、これ!!というくらいの衝撃。一緒にリビングにいた次男とテーブルの下に身を隠した。

つけたままのテレビ画面に、「緊急地震速報」が流れた。震源地は宮城県沖。それにしても、かなり揺れてから流れた速報。役に立ってない。

グラグラっと横揺れが続き、怖かった。今回は壊れたものはなかったけど、巨大地震とその後のすごい数の余震のため、家自体がかなりやられてる感じだ。ミシミシっとあちこちからすごい音。

少し揺れが収まってきた頃、バチッと電気が切れた。停電だ。いきなり真っ暗闇。「お母さん、懐中電灯は?」あった。「お風呂に水を出来るだけためよう。」と私。お風呂は出たばかりで温かい。

「飲料水も確保しなきゃ。」と、ため始めたが、だんだん茶色くなってきた。「こんなんじゃ飲めないよ〜。」あー、水が、水がない。買い置きもない。これはやばい。

震災後、どこの家庭も同じようなものだと思うが、ストックしてるものの数が少ないのだ。カップラーメンも少ししかないし、飲み物もない。冷蔵庫はガラガラ。パンも買って置けばよかった。

「停電だし水も出るけど茶色いし。食料在庫も少ない。あー、もう嫌だー。また前みたいな生活?」と、ガックリ気分の私。「お母さん、意外とネガティブだね。」と次男。こんな時でもポジティブなヤツだ。

昨日は日中暖かかったので助かった。ストーブがなくても寒くない。今朝も気温が高かったので、この点では前回より大分ラクだった。

次男と2人、すぐに外に出られる格好に着替えて、服を着たままでリビングで寝た。私はソファーで。うーん、寝た気がしない。

☆   ☆   ☆

今朝。5時半に夫から電話。
「こんな時、早くコンビニに行かないと、何も買えなくなっちゃうぞ。」そうかも。と思った私は車で近所のコンビニを回ってみたが、どこも閉めたままだった。今回は携帯電話が使えたので、これもラクだった。

9時過ぎ。職場に行ってみた。停電中なので信号が使えない。大きな道路を横切る時が大変である。

店内は昨日の時点でかなり片付いてきていたらしいが、地震でさらにひどいことになっていた。2階の天井の骨組みで折れてる所もあり、換気扇が壊れて飛び出してきていたり。せっかく整理した商品は全部棚から落っこちていた。壊れているものもあった。重い什器まで動いてる。

「頑張ってきたけど、また最初からやり直しだな。」と、店長。修理業者も社員と連絡が取れず、電気がなくては作業も出来ない様だ。「女性陣は帰っていいよ。」と言われて、店内整理のあと、帰る事になった。

駐車場に向かって歩いていると、「あら、信号がついてるんじゃない?」と、Aさん。「電気復旧したのかもよ。」とのことで急いで帰宅。途中のファミマは営業していて、ここで飲料水とお弁当が並ばずに買えた。ありがたい♪

ちょうど自宅に着いた頃、お隣のご主人が「今、電気復旧したところですよ。」と教えてくれた。電気が通ればいろいろなことが出来る。ほっとした♪11時半頃だった。

余震、あんな強いのが?と思うくらいのすごい揺れだった。うちの地域で震度6弱くらいだろうか。もう地震はいいやー、もう一生分くらい経験したよー、と叫びたい。普通に安心して生きていきたい。