rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

京都の街中散歩

京都の生活も今日で10日目。早いなぁー。

ゆっくりのんびりの生活もいいけど、強烈に「働きたいーっ!」という思いが湧いてきてむずむずする。貧乏性だわ。外に出て、いろんな人たちと関わりあいながら、人の役に立ちたい!お給料もほしい(笑)。

さぁて、いつ、どうやって帰るべきか?次男が通う予備校も決めなきゃいけないし、病院にも行かなきゃ。

ニュースで「近鉄バスが大阪→仙台行きバスの運行を29日から開始する」と言っていた。夫がこのニュースを覚えていて調べてくれ、近鉄バスに問い合わせてくれた。すでに29日〜31日まで予約が埋まっていて、残り3席となっていた4月1日の夜の便を予約。一晩寝ている間に到着する予定。ほっとした。

そんなわけで、今日は京都駅まで歩いて(30分くらい?)行ってきた。バスの乗車券を受け取るために。京都駅はでかい。天然ボケ二人組みだけどなんとかなった。

今日は地下鉄にも乗り、てくてく歩きながら本屋さんのハシゴなどをして、ドーナツを買って帰った。こちら↓

florestaさん 食べログさんより画像お借りしました。

わりとしっかりした感じのドーナツ、おいしかった♪抹茶黒蜜、クランベリーミルク、カフェオレ、塩キャラメル、シナモンなどなど、種類も豊富。

自宅避難生活で食べ物が日に日になくなっていく生活を経験すると、スィーツってものすごく贅沢な食べ物だなぁと思う。

夫の部屋は8畳くらいのワンルームでキッチン・バス・トイレ付。収納が多くて小さいながらも合理的で使いやすい間取りだ。シングルベッドが一つ。テーブルなどを片付けて、その横に布団一式、さらにマットレスに寝袋と毛布。これで三人寝られる。ちょっとキッチンにはみだしたりしながら。

でも十分。震災直後は車の中で余震に怯えながら二晩過ごしたし、家の中で寝るようになってからも、服を着たまま寝たりしていたし。もう、どんな所でも大丈夫。

炊飯ジャーは3合炊きのかわいいヤツだし、鍋もフライパンも食器もごくわずか。台所のガスコンロは一個だけ。IH電磁調理器もある。冷蔵庫も一人暮らしサイズなので、買いだめ出来ずにちょこちょこ買い物。こういう時に避難生活で得た“知恵”が役に立つなんて。

今までが贅沢過ぎたのかも。意外と何とかなるものだ。

夫のマンションはちょっと歩くと繁華街、という超・便利な場所にあるので、ものすごーく都会的で便利な生活というのを体験中。年をとったらこういう生活もいいのかも。今回、津波で流された家をたくさん見て、家も土地もはかないものだな・・・と痛感した。郊外に住んでいるとガソリンがないとどこへも行けない。

仙台市内で私の住んでいるあたりは坂道が多いので、自転車に乗るのもしんどい。ガソリンが十分に行き渡るまでは、まだまだ不便だろうな。

食料品はどの程度まで行き渡るようになったのだろう。まだまだ長い道のりなのかな。