rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

巨大地震・7日目

自宅待機の被災者もなかなか大変だ。今日の最高気温予想は3℃。雪が降ってて真冬の寒さ。外はもう真っ白である。

朝起きて、トイレで流す水もなくなってることに気づき、次男と給水所を2ヵ所回った。少し前はプールを開放して生活用水に使わせてもらえていたのだが、それがなくなったらしく、すべて一緒に給水してるようだ。それがわからず2ヵ所の給水所を回った。

近くの中学校では、「今日10時から救援物資を無料配布します。」とアナウンスしていた。パン、みかん、バナナなどを少しだけ、ということだが、おじいちゃんたちが頑張って活動していた。みんな明るくてたくましい。頼りになる。

給水もお手伝いの人が多くてスムーズ。若い男の子たちがボランティアで頑張っていた。水がかかって寒いのに。エライ!

その後、近くのイオンに買い物に行ってみた。すでにものすごい行列である。とりあえず、食料も底をついて来たので、並んで買うことにした。係りの人の見込みでは、「昨日よりは少ないから、2時間待ちくらいじゃないですかね?」とのことだった。昨日は5、6時間かかったらしい。

並んで待ってる間にも、雪がどんどん降ってきて、体は芯から冷え込んできた。底冷えだ。足先がジンジンする。みんな震えながらひたすら待っていた。小さなお子さんを抱きながら待ってるお母さんもいる。大人でも辛いのに、小さな子にとってはどんなにか辛いことだろう。泣き叫ぶ子供もいた。

2時間待ってようやくカゴを渡され、「1人10点まで」とのことで、限られた商品から選ぶ。これだけのことなのに大変。自宅待機の被災者も、非常に過酷な状況に置かれているのだ。

★みんなが欲しいのに、どうしても手に入らない商品★
ガスボンベ、乾電池、懐中電灯。トイレットペーパー、ティッシュペーパー、カップヌードルも品薄。

ガソリンスタンドには今日も行列。しかし、どこも店は閉めている様子。「並んでいれば開けて給油してくれるかも。」と1人が並ぶと、次々と並んで行列が出来るのだ。並んでも店は開かず、結局くたびれ損になることもあるようである。

☆   ☆   ☆

入院の予定を確認すべく、病院に電話した。病棟の受付につないでくれたのだが、この対応がまた素晴らしかった。

私「こんな状況では入院は無理ですよね。」
受「化学療法で入院される患者様につきましては、薬剤の在庫量を確認して、こちらから順次確認のご連絡をさせていただいておりました。」
私「延期ということでお願いしたいのですが。」
受「わかりました。それでは、4月14日ではいかがでしょう?4月7日は、もともと診察のご予約日になっていますので、この日に受診されてご相談されるとよろしいかと思います。」
私「わかりました。それでお願いします。」
受「体の方はいかがですか。どこか具合が悪いとかはありませんか?」
私「いえ、大丈夫です。(元気です)」
受「そうですか。いろいろ大変だとは思いますが、頑張ってくださいね!わざわざご連絡いただき、どうもありがとうございました!」

こちらこそ、気持ちの良い対応、ありがとうございました♪抗がん剤投与のスケジュールを先々まで組んでいたのと、2週間めの受診日をそのまま生かして使えるようだ。

☆   ☆   ☆

買い物から自宅に戻ると、玄関に袋が掛けられていて、中に納豆が2パック入っていた。職場の頼れる先輩Oさんからだった。たくさんいただいたので、おすそ分けとのこと。みんな本当に親切だな。電話でいろいろしゃべった。

職場の本部が名取市にあったのだが、そこが壊滅状態。今回、あまり被害を受けなかった店舗に本部を移すかどうか検討中とのこと。多賀城市にあった支店は水没し、トラックも流された、とのこと。いやはや・・・。テレビで報道されてるようなことが現実なのだ。幸い、従業員はみんな無事で何より。うちの店も、元通りになるにはしばらくかかりそうである。

☆   ☆   ☆

夫の住む京都へは、明日の夜から移動することになった。私がモタモタしていたため、バスの予約がうまく取れなかったのだ。新潟で一泊し、土曜日には京都に着けそうだ。決断までも時間がかかり、いろいろ調べてから、と思っていたら、あっという間にバスは予約でいっぱいになった。

夫に叱られた。こういう時はターッと予約して、サーッと行動しなくちゃね。と、いうわけで、ホテルの予約と新潟から京都までのJR予約は素早く行った。のんびりしていてはイカン。