rosa8719の今日もご機嫌

59才で2回目の乳がんに。息子二人は独立し夫と二人暮らし。一日一日をご機嫌に。

巨大地震・2日目

3月12日(土)。

次男が国立大の後期試験を受験することになっていたのだが、当然、延期になった。

「指定避難所になっている、近くの小学校に行ってみよう。食料の配給とかあるかも。」と、3人で行ってみたが、まったく何の機能も果たしてない様子で、がっかりして帰った。途中、同級生家族にも何人か会ったが、みな同じような感じ。何の情報もない。
※近所の小学校は指定避難所として機能していなかった。

「公衆電話が無料で使える、ってラジオで言ってた。」と長男が言うので探したが、無料でない上に全然つながらず、これもがっかり。どこへも連絡出来ない。

帰宅途中、親父さんが趣味でやってる風の一坪くらいの小さな店に寄った。なんと、こんな時でも販売してる。ポテトチップス、チューハイ、缶ジュース、おやつなどしかないが、とりあえず大量に買った。ありがたい。
※ポテトチップスやお菓子で何とかしのげる。

昼近く、近所の市会議員さんが1軒1軒に声を掛けて、「公園に給水車が来てますから。」と教えてくれた。急いで行ってみると、「もう帰ったよ。」とのこと。すると、公園近くの家の人たちが、「水、出てないの?うちは出てるから分けてあげるよ。」と、自分の庭の蛇口から水を出して分けてくれた!ここでもまた人情に感激。ライフラインが復旧したら御礼にいかなきゃ、と心に誓った。
※近所なのに、なぜか水が出ている所があった。分けてもらえて助かった。

カセットコンロでお湯を沸かして3人でカップヌードルを食べた。感激♪温まる。
カップヌードルは大量に買い置きしておくべし。すぐになくなる。カセットボンベは絶対必要。

天気が良くてのどかで、外を近所の小さい子供たちが走り回っている。大地震なんてうそのような光景だ。そして、震災直後から不思議だったのは、「犬の散歩をしてる人が多いこと」。こんな大変な状況にあっても、犬の散歩だけはいつもと変わらず行われていた。

この日も3人で車に泊まった。強い余震がたびたびあったので、家のガレージではなく、近所の空き地で。震災当日は車もあちこちで動いていたが、この日はみんな静かに自宅で寝ているようだった。車に泊まっていたのは、うちくらいかな?

「星がきれいだ。」と、感激する男子2人。停電していて真っ暗なので、なおさらきれいな星空だ。空気が冷たく澄んでいて、ますます輝きを増している。

大柄男子2人、小型車で縮こまってて、非常に窮屈そう。エコノミー症候群にならないように、時々外に出たり、体を動かしたりした。